千年の花嫁
第2章 甦った伝説
塚「河合は黒の五尾、そして俺は赤の五尾」
五「黒…赤?」
塚「俺たち妖狐には階級があって、その種類によって能力や地位の高さも違う」
やっぱり、妖狐だ本当にいたのか。
塚「そして今年は久々に嫁取りの時期その第一号が君ってわけ、ニコッ」
嘘だろ!?
五「冗談じゃね帰る」
塚「それは無理ってもん」
五「なに」
塚「君はもう戻れない、ここにずーっといるしかないずっとね」
嫌だ、ふざけたこと言ってるんじゃね。
塚「ってことで、これから婚礼の儀を行うから」
が、逃げようとした途端に身体が動かせなくなり。
塚「だから無理だって言ったでしょ、クスッ」
くっ、父さん、母さん。
塚「河合、準備が出来たよ」
河「今いく」
北山、二階堂、トッツー。
河「お待たせ俺のことはフミキュンって呼んでな」
五「‥‥‥」
河「なっ、なんだよ?おかしいか」
あげく目の前に現れたのは黒い尻尾が五本あるおちゃらけた変なやつだし。
塚「君のご主人様だよ」
いやだ、こんな奴。
それが郁人に対しての俺の第一印象だった。
けど―
河「これで長との顔合わせも終わったことだし、いよいよお楽しみの初夜の時間ってわけ、ニヤッ」
回避することなんて出来きるわけもなく。
五「やっ、やめろ、やだっあっ、あぁ」
河「初めはイヤイヤ、でもその後は ニヤッ」
五「んっ、あぁ、あぁーっおっ、俺は、俺はぁ」
男なのに、何でこんなことされなきゃならねんだよ。
五「黒…赤?」
塚「俺たち妖狐には階級があって、その種類によって能力や地位の高さも違う」
やっぱり、妖狐だ本当にいたのか。
塚「そして今年は久々に嫁取りの時期その第一号が君ってわけ、ニコッ」
嘘だろ!?
五「冗談じゃね帰る」
塚「それは無理ってもん」
五「なに」
塚「君はもう戻れない、ここにずーっといるしかないずっとね」
嫌だ、ふざけたこと言ってるんじゃね。
塚「ってことで、これから婚礼の儀を行うから」
が、逃げようとした途端に身体が動かせなくなり。
塚「だから無理だって言ったでしょ、クスッ」
くっ、父さん、母さん。
塚「河合、準備が出来たよ」
河「今いく」
北山、二階堂、トッツー。
河「お待たせ俺のことはフミキュンって呼んでな」
五「‥‥‥」
河「なっ、なんだよ?おかしいか」
あげく目の前に現れたのは黒い尻尾が五本あるおちゃらけた変なやつだし。
塚「君のご主人様だよ」
いやだ、こんな奴。
それが郁人に対しての俺の第一印象だった。
けど―
河「これで長との顔合わせも終わったことだし、いよいよお楽しみの初夜の時間ってわけ、ニヤッ」
回避することなんて出来きるわけもなく。
五「やっ、やめろ、やだっあっ、あぁ」
河「初めはイヤイヤ、でもその後は ニヤッ」
五「んっ、あぁ、あぁーっおっ、俺は、俺はぁ」
男なのに、何でこんなことされなきゃならねんだよ。