千年の花嫁
第7章 希望の花嫁②
藤「心配しなくても見えはしないって」
分からないじゃん、んなの。
藤「ふっ」
けど、太輔は気にもせず廊下へ出て歩き出し周りを見れば。
「長、おめでとうございます」
「この日をどんなにか首を長くし待っていたことか」
「これで我ら一族も安泰というもの」
妖狐が列をなしていて、やっぱ ハズいわこんな格好で。
が、見上げたら至近距離で眼が合ってしまい。
ドキッ!
藤「んっ?フッ」
北「はっ、カァーッ」
藤「クスッ」
思わず俺は俯き、途端に音を立て高鳴り始める心臓。
そのまま、太輔の顔を見る事も出来ないまま数分後。
ここは…
俺は、見覚えのある場所へと連れて行かれたんだ夢で見たあの場所に。
と、無意識に身体は強ばり脳裏には鮮明な程その光景が浮かんで来て。
ヤバい…
ガタガタと震えている自分に気づき、そう思った次の瞬間。
藤「大丈夫か?」
心配そうに、太輔が声をかけて来てよ。
北「きっ、気にしなくていい緊張しているだけだから」
嘘、本当は怖くて堪らない、でも。
藤「無理しているなら、やめてもいいんだよ」
北「そんな事…ない‥」
これは、一体どういうことで。
横「待っていたよミツ」
北「横尾さんニカは?」
横「心配しなくても俺にたくさん愛され満足し寝てしまっている、ニコッ」
北「んだか、フッ」
もしかして、前世の記憶が甦ろうとしているのか?
まさか…な‥
北「改めてニカのこと宜しく頼む」
横「こっちこそ太輔を宜しく頼むね、ニコッ」
じゃなんで?
藤「あそこにいる白の三尾がトッツーの相手のハッシーこと橋本良亮その隣にいる黒の五尾が五関の相手、河合郁人だ」
北「あっ」
が、言われて視線をそこへ向けたら。
橋「可愛い花嫁さんだね」
河「あいつ、いつの間に見つけたんだ?」
橋「でもトッツーも負けてはいないよ」
河「あぁ、はいはい。お前のノロケは聞き飽きたわ」
橋「んふふっ」
仲良さげに話している妖狐の姿が見え、あの2人が…
分からないじゃん、んなの。
藤「ふっ」
けど、太輔は気にもせず廊下へ出て歩き出し周りを見れば。
「長、おめでとうございます」
「この日をどんなにか首を長くし待っていたことか」
「これで我ら一族も安泰というもの」
妖狐が列をなしていて、やっぱ ハズいわこんな格好で。
が、見上げたら至近距離で眼が合ってしまい。
ドキッ!
藤「んっ?フッ」
北「はっ、カァーッ」
藤「クスッ」
思わず俺は俯き、途端に音を立て高鳴り始める心臓。
そのまま、太輔の顔を見る事も出来ないまま数分後。
ここは…
俺は、見覚えのある場所へと連れて行かれたんだ夢で見たあの場所に。
と、無意識に身体は強ばり脳裏には鮮明な程その光景が浮かんで来て。
ヤバい…
ガタガタと震えている自分に気づき、そう思った次の瞬間。
藤「大丈夫か?」
心配そうに、太輔が声をかけて来てよ。
北「きっ、気にしなくていい緊張しているだけだから」
嘘、本当は怖くて堪らない、でも。
藤「無理しているなら、やめてもいいんだよ」
北「そんな事…ない‥」
これは、一体どういうことで。
横「待っていたよミツ」
北「横尾さんニカは?」
横「心配しなくても俺にたくさん愛され満足し寝てしまっている、ニコッ」
北「んだか、フッ」
もしかして、前世の記憶が甦ろうとしているのか?
まさか…な‥
北「改めてニカのこと宜しく頼む」
横「こっちこそ太輔を宜しく頼むね、ニコッ」
じゃなんで?
藤「あそこにいる白の三尾がトッツーの相手のハッシーこと橋本良亮その隣にいる黒の五尾が五関の相手、河合郁人だ」
北「あっ」
が、言われて視線をそこへ向けたら。
橋「可愛い花嫁さんだね」
河「あいつ、いつの間に見つけたんだ?」
橋「でもトッツーも負けてはいないよ」
河「あぁ、はいはい。お前のノロケは聞き飽きたわ」
橋「んふふっ」
仲良さげに話している妖狐の姿が見え、あの2人が…