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千年の花嫁

第8章 希望の花嫁③

ニ「うんんっ、わったー」



バカ、そんな格好で腰ふってるんじゃないよ。



ニ「早くうぅー」



分かったって…

ったく、すっかり誘うのを覚えてしまったな クスッ



横「じゃ行くよ、ズブッ」

ニ「んああっ、あっあっ」

横「一緒にここも扱いてやるから、シュッシュッ」

ニ「ふああっ、いっ、あぁいっ、あぁーっ」



それから3日目―



ニ「ジーッ」

横「いつまで見てるわけ」

ニ「また少し縮んだ気がして」

横「あと3日もすれば完璧に出来上がるんじゃない」

ニ「うわっ、見納め」



再び、自分のを見つめ続けるニカ。



横「ククククッ」



その姿が、なんとも言えず滑稽で笑える。

だが、これなら大丈夫かもしれない。



横「ちょっといい?」

ニ「なに」

横「お前に大事な話しがある」



俺は、ミツのことを話す決心をしたんだ。



横「実はお前の兄貴がここへ来てる」

ニ「えっ、嘘だろ!?誰の所に」

横「相手は太輔だ」

ニ「いつ」

横「お前が来てから4日目の夜、深夜2時に」

ニ「そっ、それでミツは」

横「しばらくは眠っていたから婚儀をするのが遅くなり今日で済ませて4日目になる」

ニ「どうして、もっと早く」

横「それどころじゃなかったでしょ?ニカの精神状態が、フッ」

ニ「だから言えなかったってわけ」

横「あいつはしっかりしているよ俺に弟を頼むと言って来た、それも婚儀の席で大した奴さ」

ニ「会ったんだ」

横「いろいろ話しもしたミツは自分の意志で太輔の嫁になったんだ」

ニ「どういう意味?」

横「今から全部話してあげる俺はもうニカに嘘や隠しごとはしない事にしているから、ニコッ」

ニ「わったー」



そして、2人があの伝説の狐と少年であることを話して聞かせる。




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