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千年の花嫁

第12章 芽生えた命

五「あぁ、いっ、あっい」



それに答えるかのように、俺の攻めも激しさを増して行き。



河「フィニッシュ行くぜ」

五「あっあっ、あぁーっ」



その瞬間、堪らないほどの愛しさが込み上げ。

ギュッ!



河「ふっ、ニコッ」

五「ったく早産したらどうするんだよ」

河「心配いらないって俺と五関の子は、そんな柔じゃねぇし、フッ」

五「わけ分かんね、どこから来るんだか、その自信」

河「ここから、クスッ」



頭を指差したらクスクスッと笑い。

“ばぁーか”

五関は誤魔化すかのように俺の胸元へ顔を埋める。

知ってるぜ。

今のお前めっちゃ嬉しそうな顔しているだろ?

隠すなって、いつか俺にその表情を見せてくれよな。

待っているから―

そしたら、熱っ苦しいくらいラブラブしようぜ渉や太輔・ハッシーにも負けないくらい。

そんな、ささやかな願いを胸に今日も眠りにつく。

愛しいその身体を抱きしめ━




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