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千年の花嫁

第14章 誕生そして

・横尾side

宮「でさ、もぉー可愛くて可愛くて ニヒッ」



宮田が来てかれこれ1時間



宮「眼なんかクリクリっとして耳も尻尾も真っ白だから天使みたいでさ」



そりゃそうでしょ、ハッシーは白狐なんだから他の色が生まれたら、それこそ大変だ。



宮「あぁいうの見るとやっぱ欲しくなっちゃうんだよねぇ自分の子が」



それより―



千「あぁいうのって?」

宮「おっぱい、チュウチュウ吸っている姿 ニヤッ」

千「見たの、おまえ」

宮「ちょっとだけーニッ」

千「このドすけべ」

宮「普通だろ」

千「母親が子供に母乳をあげる姿は神聖なものなの」

宮「だから?」

千「お前みたいにエロい眼で見るなんて許されない事なんだからな」

宮「はいはい」

千「ったく」



そう怒るなって健永。



宮「よし分かった、だったら世話係りとしての愛情でお前に勝ってやるよ」

千「望むところさ」



ってか、なに競っているんだか。



横「おまえ用があったから俺のところへ来たんじゃないの」

宮「あっ、そうだった」

横「早くしないとニカが戻って来ちゃうよ」



あいつは今、裕太の付き添いのもとミツとトッツーの子を見に行っていた。



宮「実はさ」



その隙を狙い来たって事は、あいつらには聞かせたくない話しなんでしょ。

案の定―




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