千年の花嫁
第17章 平穏な日々
五「えっ、どういうこと」
北「太輔が言うには」
五「つまりは、もう排卵は」
北「不思議だな妖狐の神通力って、クスッ」
五「確かに」
北山は、いっぺんに双子を産んてしまったからか?それ以降ピタッと止まってしまったらしい。
俺達は神通力で女体化した、けれどそれはあくまで能力によってで。
完璧に女になってしまったわけではないってことだ。
だから―
横「1人の人間が妖狐を産める数は限られている」
戸「そうなの?ホッ」
ニ「なにトッツー心配してたんだ?」
戸「だってハッシーったら何匹でも産んで、とか言うんだもん」
五「あはははっ、良亮らしいや」
横「多く産んでも3人までそこで止まってしまう」
へぇー初耳。
横「ってことでトッツー、あと2匹頑張れ」
戸「げげっ」
一同「あはははっ」
ともあれ平穏な毎日が続いていた、その傍らで。
千「いいな少しの不審も見逃すな怪しいと思ったらすぐ連絡しろ」
赤狐「はい」
宮「ただし無茶は禁物だよ分かった」
赤狐「おう」
塚ちゃんが、俺にベッタリなぶん代わりに宮田と千賀が。
千「俺らは最強のコンビさ」
宮「妖狼なんかに手出しはさせない、なぁ千ちゃん」
千「おう」
ガードをしっかり固めていたんだ。
千「特に孤児院の周辺には注意しとけ」
有り難う千賀。
子「郁人兄ちゃん見てくれてるかな?」
満面の星空を見上げ、みんなで郁人に想いを馳せる。
五「見てるさ、きっと」
俺には、その星空が郁人の笑顔に見えるから。
“五関、愛してるぜ”
今でも、そう言いながら見守ってくれているように。
北「太輔が言うには」
五「つまりは、もう排卵は」
北「不思議だな妖狐の神通力って、クスッ」
五「確かに」
北山は、いっぺんに双子を産んてしまったからか?それ以降ピタッと止まってしまったらしい。
俺達は神通力で女体化した、けれどそれはあくまで能力によってで。
完璧に女になってしまったわけではないってことだ。
だから―
横「1人の人間が妖狐を産める数は限られている」
戸「そうなの?ホッ」
ニ「なにトッツー心配してたんだ?」
戸「だってハッシーったら何匹でも産んで、とか言うんだもん」
五「あはははっ、良亮らしいや」
横「多く産んでも3人までそこで止まってしまう」
へぇー初耳。
横「ってことでトッツー、あと2匹頑張れ」
戸「げげっ」
一同「あはははっ」
ともあれ平穏な毎日が続いていた、その傍らで。
千「いいな少しの不審も見逃すな怪しいと思ったらすぐ連絡しろ」
赤狐「はい」
宮「ただし無茶は禁物だよ分かった」
赤狐「おう」
塚ちゃんが、俺にベッタリなぶん代わりに宮田と千賀が。
千「俺らは最強のコンビさ」
宮「妖狼なんかに手出しはさせない、なぁ千ちゃん」
千「おう」
ガードをしっかり固めていたんだ。
千「特に孤児院の周辺には注意しとけ」
有り難う千賀。
子「郁人兄ちゃん見てくれてるかな?」
満面の星空を見上げ、みんなで郁人に想いを馳せる。
五「見てるさ、きっと」
俺には、その星空が郁人の笑顔に見えるから。
“五関、愛してるぜ”
今でも、そう言いながら見守ってくれているように。