千年の花嫁
第17章 平穏な日々
・二階堂side
ごっちの所で話をしてから、ひと月後。
ニ「それ本当」
トッツーに、2人目の子ができたと宮田が知らせに来る。
宮「うん、ただ前回と違って悪阻が酷くてさ」
ニ「なぜ」
横「別に珍しいことじゃないよ」
ニ「渉?」
横「生まれて来る子といつも波長が合うわけじゃないから」
ニ「波長って」
横「元は人間、その身体を借りて妖狐を産んで貰っているんだ」
千「生まれて来る子ぜんぶが同じなわけじゃないのと一緒で」
横「合う合わないもあるってことさ」
千「その度合いが悪阻に影響するとも言われている」
ニ「へぇ」
なるほどね。
千「しかし、これで宮田はパトロールには」
宮「全く出来ないってわけじゃないハッシーもいる事だし」
横「だが蓮を見ながらトッツーもじゃ、あいつも負担が掛かりすぎだし」
宮「まぁ」
千「無理するなって、そのぶん俺が頑張るからよ」
宮「千ちゃん」
千「お前は自分の姫さんと生まれてくる子、それに蓮の事だけを考えていればいい」
宮「ありがと、ニコッ」
ふっ、なんだかんだ言って仲いいじゃん。
横「よし、メシにするか」
千「宮田もたまには食ってけば」
宮「いいの」
横「遠慮するな、フッ」
宮「やったぁ」
憎めないやつ、クスッ
ごっちの所で話をしてから、ひと月後。
ニ「それ本当」
トッツーに、2人目の子ができたと宮田が知らせに来る。
宮「うん、ただ前回と違って悪阻が酷くてさ」
ニ「なぜ」
横「別に珍しいことじゃないよ」
ニ「渉?」
横「生まれて来る子といつも波長が合うわけじゃないから」
ニ「波長って」
横「元は人間、その身体を借りて妖狐を産んで貰っているんだ」
千「生まれて来る子ぜんぶが同じなわけじゃないのと一緒で」
横「合う合わないもあるってことさ」
千「その度合いが悪阻に影響するとも言われている」
ニ「へぇ」
なるほどね。
千「しかし、これで宮田はパトロールには」
宮「全く出来ないってわけじゃないハッシーもいる事だし」
横「だが蓮を見ながらトッツーもじゃ、あいつも負担が掛かりすぎだし」
宮「まぁ」
千「無理するなって、そのぶん俺が頑張るからよ」
宮「千ちゃん」
千「お前は自分の姫さんと生まれてくる子、それに蓮の事だけを考えていればいい」
宮「ありがと、ニコッ」
ふっ、なんだかんだ言って仲いいじゃん。
横「よし、メシにするか」
千「宮田もたまには食ってけば」
宮「いいの」
横「遠慮するな、フッ」
宮「やったぁ」
憎めないやつ、クスッ