千年の花嫁
第20章 今を生きる
・北山side
それから、3か月後に。
北「トッツー頑張れ後もう少しだ」
戸「ひっひっふぅーっ」
蓮「お母さん!」
橋「頭、出て来たよ」
ニ「生まれる」
“ほっぎゃあぁーっ”
トッツーは、2番目の子を出産し名前を紫苑→しおんと名付ける。
その意味は―
戸「花言葉、あなたを忘れない ニコッ」
それは宮田へのメッセージでもあったんだ。
どこにいても絶対に、そして7ヶ月後にはニカが。
藤「よし、いいぞ」
ニ「くっ、うあぁーっ」
“おぎゃあーっ”
ニ「たっ、タマあぁーっ」
横「ニカ、ぎゅっ」
絆「お母さん!」
ニ「生まれたタマ、ヒクッ俺、言われた通り無事 クッ」
横「あぁ、ニコッ」
北「どんな名前、考えたたんだ?」
ニ「暁(あかつき)、ふっ」
戸「“夜が明ける”っていう意味だよね、ニコッ」
ニ「コクン」
種族が違っても愛し合えることを俺たちは教えて貰った。
その想いを今は亡きタマと宮田、郁人へ感謝の気持ちを込め。
ニカは―
ニ「いつかきっとまた会える、きっとね ニコッ」
抱きしめた子の温もりを噛みしめながら呟く、それを見ながら頷く俺たち。
そして、最初に生まれた子供たちがそれぞれ4歳の誕生日を迎え。
月日は流れ―
玲流が7歳になったとき、五関が静かに息を引き取ったんだ。
でも、その顔は安らかで。
北「笑ってる」
戸「うん、微笑んでるね」
ニ「会えたのさ、きっと」
郁人に、フッ
玲「皆さんにお願いがあります」
北「なんだわ?」
玲「お母ちゃんをあの転生の泉に沈めるのを手伝って貰えますか」
戸「もちろん、ニコッ」
ニ「それが ごっちの望みだったし、フッ」
玲「有り難うございます」
久々に向かった林の奥、あの戦いのあと妖狼は何処かへ消え失せてしまい今は妖狐の敷地となっている。
それから、3か月後に。
北「トッツー頑張れ後もう少しだ」
戸「ひっひっふぅーっ」
蓮「お母さん!」
橋「頭、出て来たよ」
ニ「生まれる」
“ほっぎゃあぁーっ”
トッツーは、2番目の子を出産し名前を紫苑→しおんと名付ける。
その意味は―
戸「花言葉、あなたを忘れない ニコッ」
それは宮田へのメッセージでもあったんだ。
どこにいても絶対に、そして7ヶ月後にはニカが。
藤「よし、いいぞ」
ニ「くっ、うあぁーっ」
“おぎゃあーっ”
ニ「たっ、タマあぁーっ」
横「ニカ、ぎゅっ」
絆「お母さん!」
ニ「生まれたタマ、ヒクッ俺、言われた通り無事 クッ」
横「あぁ、ニコッ」
北「どんな名前、考えたたんだ?」
ニ「暁(あかつき)、ふっ」
戸「“夜が明ける”っていう意味だよね、ニコッ」
ニ「コクン」
種族が違っても愛し合えることを俺たちは教えて貰った。
その想いを今は亡きタマと宮田、郁人へ感謝の気持ちを込め。
ニカは―
ニ「いつかきっとまた会える、きっとね ニコッ」
抱きしめた子の温もりを噛みしめながら呟く、それを見ながら頷く俺たち。
そして、最初に生まれた子供たちがそれぞれ4歳の誕生日を迎え。
月日は流れ―
玲流が7歳になったとき、五関が静かに息を引き取ったんだ。
でも、その顔は安らかで。
北「笑ってる」
戸「うん、微笑んでるね」
ニ「会えたのさ、きっと」
郁人に、フッ
玲「皆さんにお願いがあります」
北「なんだわ?」
玲「お母ちゃんをあの転生の泉に沈めるのを手伝って貰えますか」
戸「もちろん、ニコッ」
ニ「それが ごっちの望みだったし、フッ」
玲「有り難うございます」
久々に向かった林の奥、あの戦いのあと妖狼は何処かへ消え失せてしまい今は妖狐の敷地となっている。