千年の花嫁
第21章 再会"明日へ"
・二階堂side
ドタドタドタ!
――――ドタドタドタ!
「廊下は静かに」
ピタッと足を止めたら保健室の前で腕をくみ、きどったポーズで立っている2年生がいた。
「玉森?」
「ふっ」
「タマ、転生していたんだ」
「声、大き過ぎ」
「だっ…てさぁ‥」
半べそをかく俺に、タマは。
「早く行きな、わた待っているよ ニコッ」
「うん、グスン、タマあとでな」
そう言うと笑顔で手を振り、その保健室では。
「待て待てってば藤ヶ谷」
「太輔、俺の名は太輔だよ先生」
「分かっている、分かっ」
ドサッ!
ガラッと教室の扉を開けたなら、そこにいた生徒全員が一斉にこっちを見る。
が、構わず俺は。
「渉、ギュッ」
「‥‥っ」
「えぇーっ!?」
「なんだ、あの1年坊主」
ざわざわざわ―
「ニカ、思い出したのか」
「うん、うん、ヒクッ」
あとは声にならず、すすり泣く俺の頭をポンポンと優しく渉は叩き。
「今は授業中だから、またあとでね」
「終わっ…たら‥どこ…へ行けば‥いっ?ヒクッ」
「稲荷神社、ニコッ」
そこで、俺達は出会った。
「先生、先生、好きだ愛している」
「藤ヶ谷、ダメだってば、よせっ」
「どうして?なぁーどうしてさ」
「ここは保健室、俺とお前は先生と生徒だろ、あっ」
「構わない、チュッ」
「んっ」
「チュッ、チュッ」
しかし、タマはなんで保健室の前になんかいたんだろう。
「こっ、こらっ、服ぬがすんじゃね、はっあっ」
「乳首、勃ってるよ クスッ」
「んやだ、やっ、ハァハァハァ」
「まだ思い出さない?なら」
「やめろ、そっちは」
ギシッ、ギシッ!
「なぁ、何か聞こえない」
「気のせいだって」
「でも、あっちの方から」
「保健室?」
ごっち、郁人・塚ちゃん、渉と俺にタマ。
「宏光、フッ」
「んばか耳元で囁くな」
「ひろ」
「俺は、先生…だ、クッ」
12人の中で6人が生まれ変わっていることが分かった。
あと残る6人は―
「ダメだ、あっ、ああっ」
「ふっ」
ドタドタドタ!
――――ドタドタドタ!
「廊下は静かに」
ピタッと足を止めたら保健室の前で腕をくみ、きどったポーズで立っている2年生がいた。
「玉森?」
「ふっ」
「タマ、転生していたんだ」
「声、大き過ぎ」
「だっ…てさぁ‥」
半べそをかく俺に、タマは。
「早く行きな、わた待っているよ ニコッ」
「うん、グスン、タマあとでな」
そう言うと笑顔で手を振り、その保健室では。
「待て待てってば藤ヶ谷」
「太輔、俺の名は太輔だよ先生」
「分かっている、分かっ」
ドサッ!
ガラッと教室の扉を開けたなら、そこにいた生徒全員が一斉にこっちを見る。
が、構わず俺は。
「渉、ギュッ」
「‥‥っ」
「えぇーっ!?」
「なんだ、あの1年坊主」
ざわざわざわ―
「ニカ、思い出したのか」
「うん、うん、ヒクッ」
あとは声にならず、すすり泣く俺の頭をポンポンと優しく渉は叩き。
「今は授業中だから、またあとでね」
「終わっ…たら‥どこ…へ行けば‥いっ?ヒクッ」
「稲荷神社、ニコッ」
そこで、俺達は出会った。
「先生、先生、好きだ愛している」
「藤ヶ谷、ダメだってば、よせっ」
「どうして?なぁーどうしてさ」
「ここは保健室、俺とお前は先生と生徒だろ、あっ」
「構わない、チュッ」
「んっ」
「チュッ、チュッ」
しかし、タマはなんで保健室の前になんかいたんだろう。
「こっ、こらっ、服ぬがすんじゃね、はっあっ」
「乳首、勃ってるよ クスッ」
「んやだ、やっ、ハァハァハァ」
「まだ思い出さない?なら」
「やめろ、そっちは」
ギシッ、ギシッ!
「なぁ、何か聞こえない」
「気のせいだって」
「でも、あっちの方から」
「保健室?」
ごっち、郁人・塚ちゃん、渉と俺にタマ。
「宏光、フッ」
「んばか耳元で囁くな」
「ひろ」
「俺は、先生…だ、クッ」
12人の中で6人が生まれ変わっていることが分かった。
あと残る6人は―
「ダメだ、あっ、ああっ」
「ふっ」