千年の花嫁
第22章 月は赤く染まる
漣「でも俺、諦めないお母さんみたいな人をお嫁さんにするって決めたんだ」
暁「お兄ちゃん」
千「だったら宮田じゃなく」
漣「チラッ」
千「えっ」
漣「ジーッ、健永って」
千「えっ、ええっ」
ちょ、漣!?
そのとき、物凄い勢いで飛び出して来たのが。
絆「ダメえぇー漣、健永はダメなのぉ」
ギュッ!
千「えぇー絆果!?」
橋「モテるねぇ、ニヤッ」
戸「ハッシー」
橋「あはははっ」
もう、面白がっちゃってぇ。
藤「それで、そう決めたわけ」
琉「うん、但し無理矢理に拐って来るのは禁止」
蒼「相手がOKしたら連れて来てもいい」
琉「が、必ず里帰りはさせること」
北「なるほど、考えたじゃん」
琉「これでも長だからさ」
藤「いっちょまえの口ききやがってよ、クスッ」
一族の中では、人間を嫁にしたい妖狐もいることから。
そうすることにしたと琉衣は言う、さすがは藤ヶ谷と北山の子。
で、当事者たちはというと
。
絆「健永、一緒に行こう」
千「待ってくれよ絆果」
絆「俺のこと嫌い?」
千「なわけないじゃん」
絆「だったら」
絆果の猛アタックは続き、そして漣は。
漣「へぇーここが学校っていうんだ」
塚「漣、遊ぼ!ほら ニコッ」
漣「塚ちゃん、ダッ」
秋が来て、冬が来て。
千「絆果、綺麗だろうイルミネーションって言うんだぜ ニコッ」
絆「イル、いる…」
千「イルミネーション」
絆「チュッ」
千「んっ、絆…」
恋人たちは愛を深めていき。
塚「漣、来い」
漣「とりゃあーっ」
塚「まだまだ!」
漣「とうっ、やあっ」
新しい年を迎え春がやって来る。
春、それは巣立ちのときでもあり出会いの季節でもある。
暁「お兄ちゃん」
千「だったら宮田じゃなく」
漣「チラッ」
千「えっ」
漣「ジーッ、健永って」
千「えっ、ええっ」
ちょ、漣!?
そのとき、物凄い勢いで飛び出して来たのが。
絆「ダメえぇー漣、健永はダメなのぉ」
ギュッ!
千「えぇー絆果!?」
橋「モテるねぇ、ニヤッ」
戸「ハッシー」
橋「あはははっ」
もう、面白がっちゃってぇ。
藤「それで、そう決めたわけ」
琉「うん、但し無理矢理に拐って来るのは禁止」
蒼「相手がOKしたら連れて来てもいい」
琉「が、必ず里帰りはさせること」
北「なるほど、考えたじゃん」
琉「これでも長だからさ」
藤「いっちょまえの口ききやがってよ、クスッ」
一族の中では、人間を嫁にしたい妖狐もいることから。
そうすることにしたと琉衣は言う、さすがは藤ヶ谷と北山の子。
で、当事者たちはというと
。
絆「健永、一緒に行こう」
千「待ってくれよ絆果」
絆「俺のこと嫌い?」
千「なわけないじゃん」
絆「だったら」
絆果の猛アタックは続き、そして漣は。
漣「へぇーここが学校っていうんだ」
塚「漣、遊ぼ!ほら ニコッ」
漣「塚ちゃん、ダッ」
秋が来て、冬が来て。
千「絆果、綺麗だろうイルミネーションって言うんだぜ ニコッ」
絆「イル、いる…」
千「イルミネーション」
絆「チュッ」
千「んっ、絆…」
恋人たちは愛を深めていき。
塚「漣、来い」
漣「とりゃあーっ」
塚「まだまだ!」
漣「とうっ、やあっ」
新しい年を迎え春がやって来る。
春、それは巣立ちのときでもあり出会いの季節でもある。