千年の花嫁
第3章 妖狐の一族
・戸塚side
窓から射し込む陽の光りと、外から聞こえて来た騒がしい声で俺は目を覚ます。
橋「おはよ ニコッ」
戸「‥‥っ」
ハッ、白の三尾!
が、自分がその腕の中に包み込まれているのに気づいた途端に身体が強ばってしまい。
橋「怖がらないで、なにもしないから ニコッ」
でも―
戸「このハンカチ俺の」
橋「昨日はありがと手当てしてくれて ニコッ」
戸「えっ」
まさか、あのときの狐!?
橋「俺の名は橋本良亮みんなハッシーって呼んでる」
戸「俺は」
橋「戸塚祥太、トッツー」
戸「あ、そう…えっ?なんで知ってるの」
橋「ヒ・ミ・ツ、ふふっ」
そう言って笑った顔は凄く無邪気で、ふっ、可愛い クスッ
橋「あっ、トッツーが笑った!やったね」
戸「クスクスッ」
橋「また笑ってるアハッ、ねぇもっと笑ってその為なら俺なんだってするから」
そしたら―
戸「ところでこの怪我どうしたの?」
橋「転んだ、アハッ」
不思議と恐怖心は消え。
戸「どう見ても噛まれた痕に見えたけど」
橋「大丈夫、ちょっと失敗しちゃっただけだし明日には良くなってるよ」
戸「明日?」
橋「俺たち妖狐には治癒能力があるからこんなの掠り傷みたいなもん」
普通に話している、自分がいてさ。
橋「それより、お腹すいてない?」
戸「うん、まぁ」
橋「すぐご飯にするね」
ドタドタドタ!そんなに慌てて行かなくても、クスッ、けどふと昨日の事を思い出し。
ここってつまり、あの伝説の裏稲荷ってわけだよね?そう考えていたら。
河「ごっ、五関」
えっ、突然叫び声が聞こえ衝動的に窓を開き外を見ると。
河「もっ、頼むから心配かけないでくれ心臓が止まるかと思ったじゃん」
向かいの家の前で黒の五尾が誰かを抱きしめていてさ、でも尻尾に隠れていて姿は見えず。
その傍には…
うわあっ、銀の九尾!?本当にいたんだぁーすごく綺麗。
窓から射し込む陽の光りと、外から聞こえて来た騒がしい声で俺は目を覚ます。
橋「おはよ ニコッ」
戸「‥‥っ」
ハッ、白の三尾!
が、自分がその腕の中に包み込まれているのに気づいた途端に身体が強ばってしまい。
橋「怖がらないで、なにもしないから ニコッ」
でも―
戸「このハンカチ俺の」
橋「昨日はありがと手当てしてくれて ニコッ」
戸「えっ」
まさか、あのときの狐!?
橋「俺の名は橋本良亮みんなハッシーって呼んでる」
戸「俺は」
橋「戸塚祥太、トッツー」
戸「あ、そう…えっ?なんで知ってるの」
橋「ヒ・ミ・ツ、ふふっ」
そう言って笑った顔は凄く無邪気で、ふっ、可愛い クスッ
橋「あっ、トッツーが笑った!やったね」
戸「クスクスッ」
橋「また笑ってるアハッ、ねぇもっと笑ってその為なら俺なんだってするから」
そしたら―
戸「ところでこの怪我どうしたの?」
橋「転んだ、アハッ」
不思議と恐怖心は消え。
戸「どう見ても噛まれた痕に見えたけど」
橋「大丈夫、ちょっと失敗しちゃっただけだし明日には良くなってるよ」
戸「明日?」
橋「俺たち妖狐には治癒能力があるからこんなの掠り傷みたいなもん」
普通に話している、自分がいてさ。
橋「それより、お腹すいてない?」
戸「うん、まぁ」
橋「すぐご飯にするね」
ドタドタドタ!そんなに慌てて行かなくても、クスッ、けどふと昨日の事を思い出し。
ここってつまり、あの伝説の裏稲荷ってわけだよね?そう考えていたら。
河「ごっ、五関」
えっ、突然叫び声が聞こえ衝動的に窓を開き外を見ると。
河「もっ、頼むから心配かけないでくれ心臓が止まるかと思ったじゃん」
向かいの家の前で黒の五尾が誰かを抱きしめていてさ、でも尻尾に隠れていて姿は見えず。
その傍には…
うわあっ、銀の九尾!?本当にいたんだぁーすごく綺麗。