千年の花嫁
第6章 希望の花嫁①
・北山side
目を覚ますと辺りは薄暗く、けれど徐々に慣れて来たら傍に誰かがいる気配を感じ。
よーくこらして見ると、ボヤっと浮かぶ影が見え頭には耳そして尻尾が。
1本…3本‥5ほっ…えっ、ちょっと待て多すぎる確か天狐は4本のはずじゃってことは太輔じゃない。
横「起きたみたいだね」
北「あんた誰?どうして九尾の狐がここに」
横「ふっ、怖がらないとは大したやつ」
北「太輔はどこ?」
横「あいつなら自分の部屋で寝ている」
北「はっ?」
横「まだ朝方だからなぁ」
北「今、何時?」
横「4時すぎ」
北「そっ」
なーんだ…
それを聞き、拍子抜けしてしまう。
横「ガッカリしたって感じ」
北「別に」
横「そんなにあいつに会いたかった?」
北「おっ、俺は」
が、このあと。
横「お前は、なんのためにここへ来た?弟に会いたくて来たんでしょ」
北「どうしてそれを?」
横「自己紹介が遅れたね俺の名は横尾渉、そして妻の名は」
妖狐が発した言葉に、声が出ないほど驚いてしまう。
北「いっ、今なんて」
横「二階堂高嗣そう言ったんだけど、フッ」
北「ニカ、ニカは今どうしている!」
横「心配しなくても元気にしているよ、ニコッ」
北「ぁ…‥」
横「それを伝えたくて俺は目を覚ますのを待っていたというわけ」
北「会わせてくれ」
横「んっ?」
北「会わせろ今すぐに」
こいつが拐ったんだ、クッ
北「俺の可愛い弟を返せ」
横「それは無理ってもんニカはもう俺のもの誰にも渡す気はない」
北「ふざけんな勝手に拐っておいて」
横「初めは確かにそうだったかもしれない、でも今はあいつも俺に惚れている」
北「そんなわけない、そんなわけ!バシッ、バシッ」
ニカが妖狐になんか!
俺はその胸板を叩きながら必死で訴える、が…
横「夢で見たはずだよ、ここへ来た人間がどうなるのか」
北「それって」
凌辱したのか?ニカを。
目を覚ますと辺りは薄暗く、けれど徐々に慣れて来たら傍に誰かがいる気配を感じ。
よーくこらして見ると、ボヤっと浮かぶ影が見え頭には耳そして尻尾が。
1本…3本‥5ほっ…えっ、ちょっと待て多すぎる確か天狐は4本のはずじゃってことは太輔じゃない。
横「起きたみたいだね」
北「あんた誰?どうして九尾の狐がここに」
横「ふっ、怖がらないとは大したやつ」
北「太輔はどこ?」
横「あいつなら自分の部屋で寝ている」
北「はっ?」
横「まだ朝方だからなぁ」
北「今、何時?」
横「4時すぎ」
北「そっ」
なーんだ…
それを聞き、拍子抜けしてしまう。
横「ガッカリしたって感じ」
北「別に」
横「そんなにあいつに会いたかった?」
北「おっ、俺は」
が、このあと。
横「お前は、なんのためにここへ来た?弟に会いたくて来たんでしょ」
北「どうしてそれを?」
横「自己紹介が遅れたね俺の名は横尾渉、そして妻の名は」
妖狐が発した言葉に、声が出ないほど驚いてしまう。
北「いっ、今なんて」
横「二階堂高嗣そう言ったんだけど、フッ」
北「ニカ、ニカは今どうしている!」
横「心配しなくても元気にしているよ、ニコッ」
北「ぁ…‥」
横「それを伝えたくて俺は目を覚ますのを待っていたというわけ」
北「会わせてくれ」
横「んっ?」
北「会わせろ今すぐに」
こいつが拐ったんだ、クッ
北「俺の可愛い弟を返せ」
横「それは無理ってもんニカはもう俺のもの誰にも渡す気はない」
北「ふざけんな勝手に拐っておいて」
横「初めは確かにそうだったかもしれない、でも今はあいつも俺に惚れている」
北「そんなわけない、そんなわけ!バシッ、バシッ」
ニカが妖狐になんか!
俺はその胸板を叩きながら必死で訴える、が…
横「夢で見たはずだよ、ここへ来た人間がどうなるのか」
北「それって」
凌辱したのか?ニカを。