千年の花嫁
第6章 希望の花嫁①
横「あいつは未だに自分を責め続けているんだ」
北「でも、あれは」
横「どんな理由であれ自分がそうしなかった為に結果死に追い込んでしまった事に変わりはない」
北「‥‥っ」
横「が、その苦しみ辛さは味わった者でなければ分からない、だから太輔は少しでも同じことを繰り返さないように眼を光らせているってわけ」
それが亡くなった少年への謝罪なんだと、銀の九尾は言う。
そして―
横「その苦しみから救ってやれるのは1人しかいない北山宏光お前だ」
とたん目の前で土下座をし
横「頼む愛してやってくれ本当は誰よりも太輔自身がそれを望んでいるっていうのに、あいつはそうしようとはしない少年を助けられなかった自分が許せないからだ」
北「そっ、そんなこと言われてもよ」
横「お前は俺達にとって希望の光り何故なら」
北「‥‥っ」
が、次の瞬間で全てが分かった気がした。
そこまで言う言葉の意味が。
北「分かった太輔に会わせてくれ」
横「ミツ」
北「けど、決めたわけじゃない会って自分の気持ちを確かめるだけだ」
横「ふっ、そうきた…が一度ここへ来た人間は戻ることは出来ないんだよ」
北「でも、太輔は無理強いはしないって言ったんだよな?だったら俺はその言葉を信じる」
横「まぁーいい、なら俺は自分の直感を信じ待つことにするよ、フッ」
しかし、そう決心はしたものの一向に太輔は顔を出そうとはせず。
俺は、しびれを切らし自分から会いに行く事となる。
こうして開いた運命の扉━
けれど、そこで待っていたのは限りなく深い愛だった。
命尽きるまで感じていたいと思うほどの―
北「でも、あれは」
横「どんな理由であれ自分がそうしなかった為に結果死に追い込んでしまった事に変わりはない」
北「‥‥っ」
横「が、その苦しみ辛さは味わった者でなければ分からない、だから太輔は少しでも同じことを繰り返さないように眼を光らせているってわけ」
それが亡くなった少年への謝罪なんだと、銀の九尾は言う。
そして―
横「その苦しみから救ってやれるのは1人しかいない北山宏光お前だ」
とたん目の前で土下座をし
横「頼む愛してやってくれ本当は誰よりも太輔自身がそれを望んでいるっていうのに、あいつはそうしようとはしない少年を助けられなかった自分が許せないからだ」
北「そっ、そんなこと言われてもよ」
横「お前は俺達にとって希望の光り何故なら」
北「‥‥っ」
が、次の瞬間で全てが分かった気がした。
そこまで言う言葉の意味が。
北「分かった太輔に会わせてくれ」
横「ミツ」
北「けど、決めたわけじゃない会って自分の気持ちを確かめるだけだ」
横「ふっ、そうきた…が一度ここへ来た人間は戻ることは出来ないんだよ」
北「でも、太輔は無理強いはしないって言ったんだよな?だったら俺はその言葉を信じる」
横「まぁーいい、なら俺は自分の直感を信じ待つことにするよ、フッ」
しかし、そう決心はしたものの一向に太輔は顔を出そうとはせず。
俺は、しびれを切らし自分から会いに行く事となる。
こうして開いた運命の扉━
けれど、そこで待っていたのは限りなく深い愛だった。
命尽きるまで感じていたいと思うほどの―