千年の花嫁
第7章 希望の花嫁②
・北山side
この家の中に、ニカがいる。
横「取り合えず、ここで待っていてくれない」
あの日から1週間、やっと会えるんだ。
案内された部屋の前で、嬉しさを噛みしめ俺は太輔と待機していた。
でも…
中から話し声が聞こえたかと思ったら、数分もしないうち。
玉「じゃバトンタッチして帰るね」
バタン!
北「へっ?」
藤「タマお前わたの部屋で何をやっていたんだよ?」
玉「子守り、クスッ」
藤「はっ?誰の」
玉「ニコッ」
こいつが、玉森裕太?
玉「初めましてミツ、これから宜しく」
北「‥‥‥」
藤「どうした?」
北「か・か・可愛いーっ」
ギューッと思わず抱きついたら、太輔が。
藤「こら離れろ」
玉「あはは、ミツのハートは俺のもの」
藤「タマ!」
と、そのとき。
横「ニカそんな片隅で背中を丸めて何をやっているんだよ?」
えっ?ニカ
横「なぁ、おい?」
ニ「触るな!」
なに?今の声。
思わず扉を開けようとした俺を太輔が止め、首を横に振る。
横「お前、なんで泣いているの?」
ニ「泣いてなんか、うっ」
横「どう見ても、泣いているじゃん何があった俺がいなくて寂しかった?んっ」
ニ「だっ、誰が、わったーなんて、わっ、わったーなんてさ」
泣いている!?ニカが…
横「なんだ?なんでも聞いてやる言ってみ、ニコッ」
どうして?
この家の中に、ニカがいる。
横「取り合えず、ここで待っていてくれない」
あの日から1週間、やっと会えるんだ。
案内された部屋の前で、嬉しさを噛みしめ俺は太輔と待機していた。
でも…
中から話し声が聞こえたかと思ったら、数分もしないうち。
玉「じゃバトンタッチして帰るね」
バタン!
北「へっ?」
藤「タマお前わたの部屋で何をやっていたんだよ?」
玉「子守り、クスッ」
藤「はっ?誰の」
玉「ニコッ」
こいつが、玉森裕太?
玉「初めましてミツ、これから宜しく」
北「‥‥‥」
藤「どうした?」
北「か・か・可愛いーっ」
ギューッと思わず抱きついたら、太輔が。
藤「こら離れろ」
玉「あはは、ミツのハートは俺のもの」
藤「タマ!」
と、そのとき。
横「ニカそんな片隅で背中を丸めて何をやっているんだよ?」
えっ?ニカ
横「なぁ、おい?」
ニ「触るな!」
なに?今の声。
思わず扉を開けようとした俺を太輔が止め、首を横に振る。
横「お前、なんで泣いているの?」
ニ「泣いてなんか、うっ」
横「どう見ても、泣いているじゃん何があった俺がいなくて寂しかった?んっ」
ニ「だっ、誰が、わったーなんて、わっ、わったーなんてさ」
泣いている!?ニカが…
横「なんだ?なんでも聞いてやる言ってみ、ニコッ」
どうして?