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千年の花嫁

第7章 希望の花嫁②

・横尾side

ニ「わったー、わったー、もっと、あっあぁーっ」

横「ニカ」



ヌプッ、ヌチャ、何度も激しく俺を求めてくるニカ、もう何回イカせてやっただろう。



横「チュプ…クチュクチュ」

ニ「あふっ…んっ‥ぁ…」



その口へキスをすれば、しゃぶりつくように吸いついて来る。

もう大丈夫だ、フッ



ニ「あっいっ、あぁいっ、ひっあっ、イクぅーっ」



こいつは、あのときみたいにはならない。



横「そろそろ出すよいい」

ニ「ぁ…あぁ‥熱いの来た…わったーので‥俺の中がいっぱい」

横「ふっ、満足したみたいだね」

ニ「‥‥っ」



が、ことが終わったとたん顔を真っ赤にし俯いて。



横「今更なにを恥ずかしがっているんだよ、クスッ」

ニ「だっ、だって…さ」

横「我に返って自分のエロさ加減が恥ずかしくなった?」

ニ「そうしたのはわったーだ、だから責任を取れ」

横「取ってるじゃん、ちゃーんとこうして ニコッ」

ニ「だったら、もう黙っていなくなったりするな」

横「分かった、フッ」

ニ「無断外泊も禁止だぞ今度そんな事をしたら」

横「なんだっていうの」

ニ「うっ、浮気してやる」

横「はあっ?クククッ」

ニ「なんで笑うんだよ」

横「出来るものならやってみな、クスッ」

ニ「うっ…くっそ‥」



ぷぷぷっ、可愛い奴 クスッ



横「いい機会だからお前に話しておきたい事がある」

ニ「なに?」

横「もうだいぶ昔のこと」



そして俺は自分がまだ五尾だった頃、初めて嫁を貰った時のことをニカに話して聞かせる。



横「あの頃の俺はバカだった、フッ」

ニ「わったー」

横「後悔、先に立たずとは言うが自分の気持ちばかりぶつけあいつの心を労ってやれず、クッ」

ニ「俺のときだって結構強引だったくせに、あげく自信あり気でさ」

横「そうでも言わなきゃ不安だったんだ」

二「えっ」




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