好きにさせて
第8章 恋人(仮)
あぁ…
茜の中は
もう熱い海
久しぶりに指を包まれる感覚と
俺の硬いものも
包まれたいという妄想で
溜息が漏れた
そして俺は
その熱い海の中で
茜の嫌がるところを
探り出し
ゆっくりと
その部分を攻めはじめた
「ぁっ…やっ……」
茜の嫌がるところは
やや浅め
そこを何度も指で擦りながら
茜の様子を
俺は
しっかりと見つめた
「待って…尚」
もう待ってられへん
できればすぐにでも
カリで
そこを攻めてやりたい
茜の「待って」は
完全に無視して
俺は指を入れたまま
茜の小さな膨らみを
舌で転がした
「ぁぁっ…っ」
ちょっと
クールなとこもある茜が
悶えてる様は
何とも言えず
いじりたくなる
もっと声を出してしまうほどに
攻めてやりたい
俺は
指の動きをそのままに
膨らみに吸い付くと
一気に茜を攻め上げた
「尚っ」
茜は
いきたいのか
いきたくないのか
腰を少し上げて
俺の名前を呼び
それが合図のように
俺が指の動きを早めると
茜は
どこかへ
いってしまった
「ぁぁ…いっ
……くっ」
そして
痙攣と共に
どこかから戻ってきた茜は
呼吸を乱しながら
小さな痙攣を続けた
あかん…
もう入れたい
俺は
全てを脱ぎ捨て
痙攣する茜を抱きしめながら
茜の肌に
俺の硬いものを
すり寄せた