無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「せっかくやから
脱がしたるな」


脱衣場で俺はサッサと服を脱いで
タオルを腰に巻き
まだモジモジ服を脱いでる茜に
声をかけた


「い、いいよ、自分で…」

「やりたいんや、俺が」


俺がそうしたい
その言葉に茜は弱いんや


茜はジーンズを脱いで
ゆったりとしたセーターを
一枚着てるだけ


まだなんもしてへんのに
既に照れてる茜から
そのセーターを脱がせると
茜は両腕で胸元を隠しながら

ちょっと
俺に近寄った

ほんまに
可愛いらしい


「そんなしたら
脱がせられへんし
近くにおっても
全部見えてんで？」


「だって…」


その手を握って
手を開かせ
ツルツルした素材の
インナーを脱がせると
俺は茜を一度抱きしめた


「あかん…勃ってまう」

そう言いながら
そのままブラのホックを外すと

「な、尚、
もう自分でするから
先にシャワーしてて」

クスッ（笑）

まぁ…しゃあないか

今はこの辺で
許したろ


「すぐに来いよ？」

「うん」


俺はタオルを取って
脱衣場を離れ
風呂場のドアを開けた


そこは露天風呂に入る前に
シャワーが浴びられるスペースになってて
電気をつけへんと
薄暗い感じや


俺は立ったまま
シャワーのコックをひねり
全身を濡らしたあと
直接ボディソープを手にとって
ザッと身体を洗いはじめると
茜が風呂場のドアを開ける音が聞こえた


茜と風呂に入るのは
はじめてや

ほんまに
勃ってまうかもしれへんな…


そんなことを考えながら
ドアの方に振り向くと
茜は小夜の時のように
髪をキュッと結い
小さなタオルで身体を隠したまま
ドアの前に立っていた