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好きにさせて

第15章 決断


「まぁ確かに
可愛らしいのばっかりやないなぁ(笑)
せやけど
俺のやつやって
みてるやんけ」


と、攻めてみる


「あんまり…
見ないようにしてるし」


そない言われたら
見せるん
恥ずかしなるやんけ

と、思いながら
目のやり場に困ってる茜のために
俺はそのリストを閉じた


そして
ほんまに食事のメニューを
探しながら

「AVとか見たことあるか?」

とか聞いてみると

「…無くは…ない」

という返事が
返ってきた

マジか…俺も一緒に見たい

けどまた
「さっきまで泣いてたのに」
と言われそうで
ふつふつと湧き出る
AV一緒に見たい願望を
抑えなから
見つけ出したホンマのメニューを
茜の前で開いた


「パスタとかあんで」

「あ、うん」

「なぁ」


「ん?」


「おもちゃ使われたことあるか?」



一瞬
何を言われたのか
分からなかったのか
茜の返事は遅く

そして
茜は瞬きせずに
目を大きくさせた(笑)



「え…」


「ローターとか」




「私…オムライスにする」




「そぉか(笑)
俺はナポリタンにするわ」



「う、うん」


誤魔化すっちゅうことは
使われたこと
あんねんな


悔しい

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