好きにさせて
第15章 決断
「あかん、小さなってきた」
全くもって
ガチガチの自分を握りしめて
そう言うと
茜は
照れた顔をしながら
俺に尻を向け
ゆっくりと腰を落とした
「ぁぁ…」
茜は
俺を受け入れると
背中を丸めて動きを止め
俺を締め付けた
「大丈夫か?」
そう声をかけると
茜は
顔だけ振り向き
「なんだろ…あっ…」
「ん?」
「すぐいっちゃいそう」
きゅぅぅん
なんちゅう
殺文句やねん
「ほないったらえぇ。
好きなように動いてみ?」
そう言って
茜の尻を鷲掴みにして
前後に動かしてやると
茜は
前を向いて
甘い声を出しはじめた
その水音は半端なく
茜の向こうに見える
AVの女よりも
はるかにいやらしく
茜はAVを見てんのか
見てへんのか分からへんけど
俺に
色々見られながらも
腰を振り続けた
「茜、後ろからしたい」
なかなか
自力ではいけそうにない茜を
四つん這いにさせて
後ろから突っ込み
背中を押すと
茜はベットに顔を押し付けた
それ
あかんねん
「俺、出てまうかも」
そう言った
言葉の通り
俺は
茜の顔が見えないまま
出てしまいそうな
あの感覚を味わい
あぁ、せや
ギリギリまで
我慢せんでも
出したい時に出せばええんや
とか思いながら
「も…あかん…っうっ…」
俺は
茜と一緒に
絶頂を味わった