桜花楼の恋
第10章 切なき逢瀬
北「あっ、いっ、あっあっいぃーっ」
藤「覚えとけ、クッ」
北「うあっ、はっ、くっ」
藤「どんなに険しい道のりでも俺はお前だけを欲し共にいたいと願っている事を」
北「藤ヶ谷あぁーっ」
藤「信じていろ必ず迎え入れてやる俺の伴侶として絶対にな」
クプッ、ズチャ!
北「あっ、んっ、いっ」
藤「全力で護ってやるから」
北「でも、クッ」
藤「心配するんじゃない」
北「お前は…尾張の‥」
藤「俺は藤ヶ谷太輔、北山の前ではただの男さ」
北「‥‥っ」
ヌチャ、ヌチャ!
北「ひっあ、いぃ、そこ、あぁ、イクうぅ」
藤「北山、クッ」
そこにある確かな温もりを感じていたくて、達した後も自分のを中から抜き出すこともせず。
藤「なっ、ニコッ」
微笑みかけると北山はハッと、我に返ったかのように顔を赤くし。
藤「なんだよ今更、クスッ」
北「ぁ…その‥」
藤「んっ?」
北「女…みたい‥だったか俺?」
藤「はっ?ぷっ、クククッ」
北「なんで笑うんで?」
藤「可愛いことを言うからさ、クスクスッ」
北「カァーッ」
藤「嫌じゃないんだ?もうそう言われるの」
北「しっ、知らね、もっ」
藤「ちゃんと答えろって」
北「やだっ、クッ」
藤「北山」
北「嫌だってば」
チュッ!
北「んんっ」
さっき言い掛けた言葉、俺は接吻で止めてしまったけれど。
あれが、今のお前の本当の気持ちなんだよな?
北「もっ、何処にも行かね?ここにいっ…」
ずっと傍にいる、そう言いたくても言えない自分が悔しくて堪らない。
北「信じて…待ってるからよ‥クッ」
北山━
北「んだから無茶なことをしないでくれ俺の為に」
藤「おまっ」
北「大丈夫だって独りじゃないし、あいつらが一緒にいてくれる」
藤「‥‥っ」
その視線が、隣の部屋へと繋がっている丸障子に向けられ。
笑みを浮かべる北山を見て俺も思う。
藤「そうだな、フッ」
いるんだろ?おまえら全員そこに、ありがと。
北山の切ないまでの姿が、あいつらに行動を起こさせこうして今、自分はここにいる。
それを忘れてはならない。
そんな感謝の気持ちを込め丸障子を見つめた、素晴らしき仲間たちを。
藤「覚えとけ、クッ」
北「うあっ、はっ、くっ」
藤「どんなに険しい道のりでも俺はお前だけを欲し共にいたいと願っている事を」
北「藤ヶ谷あぁーっ」
藤「信じていろ必ず迎え入れてやる俺の伴侶として絶対にな」
クプッ、ズチャ!
北「あっ、んっ、いっ」
藤「全力で護ってやるから」
北「でも、クッ」
藤「心配するんじゃない」
北「お前は…尾張の‥」
藤「俺は藤ヶ谷太輔、北山の前ではただの男さ」
北「‥‥っ」
ヌチャ、ヌチャ!
北「ひっあ、いぃ、そこ、あぁ、イクうぅ」
藤「北山、クッ」
そこにある確かな温もりを感じていたくて、達した後も自分のを中から抜き出すこともせず。
藤「なっ、ニコッ」
微笑みかけると北山はハッと、我に返ったかのように顔を赤くし。
藤「なんだよ今更、クスッ」
北「ぁ…その‥」
藤「んっ?」
北「女…みたい‥だったか俺?」
藤「はっ?ぷっ、クククッ」
北「なんで笑うんで?」
藤「可愛いことを言うからさ、クスクスッ」
北「カァーッ」
藤「嫌じゃないんだ?もうそう言われるの」
北「しっ、知らね、もっ」
藤「ちゃんと答えろって」
北「やだっ、クッ」
藤「北山」
北「嫌だってば」
チュッ!
北「んんっ」
さっき言い掛けた言葉、俺は接吻で止めてしまったけれど。
あれが、今のお前の本当の気持ちなんだよな?
北「もっ、何処にも行かね?ここにいっ…」
ずっと傍にいる、そう言いたくても言えない自分が悔しくて堪らない。
北「信じて…待ってるからよ‥クッ」
北山━
北「んだから無茶なことをしないでくれ俺の為に」
藤「おまっ」
北「大丈夫だって独りじゃないし、あいつらが一緒にいてくれる」
藤「‥‥っ」
その視線が、隣の部屋へと繋がっている丸障子に向けられ。
笑みを浮かべる北山を見て俺も思う。
藤「そうだな、フッ」
いるんだろ?おまえら全員そこに、ありがと。
北山の切ないまでの姿が、あいつらに行動を起こさせこうして今、自分はここにいる。
それを忘れてはならない。
そんな感謝の気持ちを込め丸障子を見つめた、素晴らしき仲間たちを。