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・玉森side

えっ、どういう事？



山本「ですから加賀の前田様の使者が突然来まして」

高田「若君を行列から抜け出させたのは自分だと」

丸山「いやホンマ助かりましたわ、一時はどうなるかとヒヤヒヤもんでした」



ガヤが戻って来て数日後、この３人も。



横「ふっ、なら安心だね」

玉「わた、なんか知っているの？」

横「郁人から話しは聞いていた、しかし俺は関わらない方がいいと判断し」



見て見ぬ振りをしていたってわけ。



高田「年明け３日後には戻す、それまでは待機しているようにと」

山本「尾張の殿には加賀の若君から直接話が行くので心配はいらないそうです」

丸山「まっ、そういうこっちゃ ﾊﾊｯ」



さすが亀梨くん、じゃ暫くは２人でゆっくり過ごせるな。

良かった、ﾌﾌｯ



横「しかし、だからといって油断するんじゃないよ相手は太輔だ何をやらかすとも限らない」



確かに、ｸｽｯ



高田「はっ、引き続き様子を伺いまする」

横「丸！」

丸山「なんですか？」

横「お前は責任を持って あいつを行列に戻せ、じゃないと今度こそ首が飛ぶ」

丸山「ひえぇーっ、こわばらこわばら」

横「ふっ」



けどそうなると亮太が傍にいる手前、わたと俺は。

と、そのとき。



横「亮太お前は加賀の若君の同行を探るんだ」

山本「俺がですか？」

横「他にいないし」

山「ぁ…はぁ‥」

横「裕太のことなら心配はいらない俺がついてる」

山「かしこまりました」



ってことは、今夜も一緒に寝てくれるってことかな？

やったぁ、ﾌﾌｯ



横「なにニヤニヤしているんだ？ﾌｯ」

玉「べっ、別に ｴﾍｯ」