桜花楼の恋
第14章 新しい仲間
横「あまり、あからさまに顔や態度には出さない方がいい」
玉「どうして?」
横「もしバレでもしたら」
玉「怖いの?」
横「んっ?」
玉「父上から、どんな処分を下されるのか」
横「そういうわけじゃ」
玉「じゃなに?」
横「‥‥‥」
すると、わたは黙り込んでしまい。
玉「そう…なんだ‥」
横「裕太」
玉「本当は俺の我が侭に付き合ってくれていただけなんでしょ?」
横「違う」
玉「じゃどうして、いつも途中で止めちゃうわけ」
横「それは」
ずっと気になっていたこと、あれから わたは何度も俺をイカせてくれはしたけれど。
決して自分のを挿れることはなく寝てしまい、さすがにそれが続くと。
俺だって男だ、おかしいと思うじゃん。
玉「だったらいい」
横「何が?」
玉「無理しているならもうしなくていいから」
ダッ―
横「裕太!」
こんな俺、子供だって周りは言うのかもしれない自分の気持ちを押しつけ。
でも不安で堪らないんだ、本当に好きなのかどうか。
わた、そうならぜんぶ自分のものにしてよ。
お願いだから、クッ
若様なんて地位いらない、わたが傍にいてくれたらそれだけでいい。
俺を独りにしないで。
切ない想いに駆られるのは、本気で好きになってしまったから。
もう、その温もりがないと安心して寝つけないほどに
これが恋━
ミツの辛さ、ガヤの苦しみが今の俺には嫌ってほど分かる。
強くなりたい自分も…
ミツみたいに、乗り越える強さが欲しい!クッ
そして堂々と愛し合える、その為の覚悟が必要なんだと。
自覚したのは、この日の夜のことだった。
甘えを全部捨て━
玉「どうして?」
横「もしバレでもしたら」
玉「怖いの?」
横「んっ?」
玉「父上から、どんな処分を下されるのか」
横「そういうわけじゃ」
玉「じゃなに?」
横「‥‥‥」
すると、わたは黙り込んでしまい。
玉「そう…なんだ‥」
横「裕太」
玉「本当は俺の我が侭に付き合ってくれていただけなんでしょ?」
横「違う」
玉「じゃどうして、いつも途中で止めちゃうわけ」
横「それは」
ずっと気になっていたこと、あれから わたは何度も俺をイカせてくれはしたけれど。
決して自分のを挿れることはなく寝てしまい、さすがにそれが続くと。
俺だって男だ、おかしいと思うじゃん。
玉「だったらいい」
横「何が?」
玉「無理しているならもうしなくていいから」
ダッ―
横「裕太!」
こんな俺、子供だって周りは言うのかもしれない自分の気持ちを押しつけ。
でも不安で堪らないんだ、本当に好きなのかどうか。
わた、そうならぜんぶ自分のものにしてよ。
お願いだから、クッ
若様なんて地位いらない、わたが傍にいてくれたらそれだけでいい。
俺を独りにしないで。
切ない想いに駆られるのは、本気で好きになってしまったから。
もう、その温もりがないと安心して寝つけないほどに
これが恋━
ミツの辛さ、ガヤの苦しみが今の俺には嫌ってほど分かる。
強くなりたい自分も…
ミツみたいに、乗り越える強さが欲しい!クッ
そして堂々と愛し合える、その為の覚悟が必要なんだと。
自覚したのは、この日の夜のことだった。
甘えを全部捨て━