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桜花楼の恋

第14章 新しい仲間

・横尾side

別に、躊躇しているわけじゃない。

そんなの裕太に手を出した時に、とっくに吹っ切っている。

が、あいつは本気で俺に惚れているのか。

それとも、寂しくて身体を重ねているだけじゃないのか?

正直、計りかねていた。

本心が分からないまま、最後までしてしまっていいものなのかどうかを。

しかし、夜になり心配でこっそり部屋まで行ってみると。



玉「うぅ…ヒクッ‥わたの…バカ‥クッ」



中から泣き声が聞こえ…

やれやれ参った、俺だってしたいに決まっている分かったからもう泣くな。

そっと布団の中へ忍び込み、その身体を強く抱きしめる。

すると━



玉「わっ、わたぁーっ」



裕太は、縋るようにしがみついて来て。



横「ほら分かるだろ?俺のがどうなっているか」



そんなこいつに、既に硬くなっている自分のを押しつけると。



玉「頂戴、わたのソレ俺に、ねぇお願い」



ギュッ!

今度は、物凄い勢いで自分からネダって来てよ俺は堪らなくなってしまい。



横「裕太」

玉「あっ、ああっ、もっと、あっ、気持ちよくして」

横「ふっ、すっかり覚えてしまったね」

玉「わたがいけない、あっん、わたがぁ」

横「俺?クスッ」

玉「だって、好きなのに、して欲しいのに俺のこと、めちゃくちゃに」

横「感じたいの?これで」



再び押しつけたら。



玉「ぅ…うん‥ハァハァハァ」

横「分かった、それが望みなら思いっきり乱れさせてあげるよ」



もう、そこに迷う気持ちはなかった。



横「じゃ挿れるね」



俺は、熱くたぎったモノを裕太に当てがうと一気に。

ズブッ!



玉「うああっ、硬っ…い‥すごっ」



ズブブブブッ!



玉「んあっ」



が、とたんその瞳から一滴の涙が零れ落ち。

それを見て、全てを俺は悟った気がしたんだ。



横「裕太、ニコッ」

玉「わた大好き」




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