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桜花楼の恋

第22章 婚礼の日

河「うひょひょひょ、酒がうんめぇーっ」

旦那「いやいやホント堪りませんなぁ、ヒック」

塚「やっぱあれでしょ質が違うんじゃない質が、ねぇ五関?ウイッ」

五「いや、うちだって負けてはいないよ フゥ」



あいつら完璧よっぱらってやがる、大丈夫か?ハァ



橋「丸ちゃん、パァーンてなに?」

丸山「特に意味あらへんわ」

千「ないんだぁ、ガハハ」



けっ、健永お前なんで飲んでるんだよ!?まだ14だろ。



丸山「しいて言えば嬉しいときや、ええことがあった時めでたい時にするんや」

橋「じゃ今日がそうなんじゃない」

丸山「そやなぁ、ニカッ」

千「やろやろ」



やったらどうなるか分かっているんだろうな、キッ



丸山「パッ…やめとく‥」

千「なんで?」

丸山「若さんが睨んどる時は後が怖いんや、ハハッ」

橋「あっ、お仕置きされるんでしょ」

丸山「あったりぃーっ」

戸「クスッ」



アホ、ふっ



母「みなさん楽しそうですね、フフッ」

父「本当だな、フッ」



お世話になりました。



屋良「ういっ、亮太お前も飲め」

山本「えっ」

玉「屋良にぃダメ」

屋良「あっ、そうだった」

宮「俺が付き合います」

屋良「お前じゃ役不足だ」

宮「そんな事ないです勝ちますよ」

屋良「よし、じゃあ勝負しようぜ宮田」

宮「はい」



なんの勝負だよ、ハァ



高田「いいですねぇ嫁さんって、ハァ」

横「なに欲しくなったわけ」

高田「いえいえとんでもございません、でも…ハァ」

亀「貰えば、ボソッ」

高田「はい!あっ、いえ」

横「どっち」

ニ「はっきりしない奴」

高田「すみません…シュン」



あははっ―

が、宴会はいつまで続いたのか俺達は知らない。

俺と北山は…



萩谷「寝床の準備が整いましてございます」

岩橋「こちらへ」



途中で席を外し、部屋へと戻ったから。



岸「まず先に姫さまから」



2人で初夜を迎えるため━




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