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桜花楼の恋

第22章 婚礼の日

北「ほら、いつまでそこにいるんで?こっちへ来いってば」



そういうと藤ヶ谷は渋々布団の中へ潜り込み、それから2人に挟まれタマは満足げに眠って。



藤「クシュン」



ありっ?なんであいつ畳の上なんかで寝ているんだよ。



北「ふっ、風邪ひくぞ」

藤「北山?きっ、グイッ」

北「ちょ、よせタマがまだ寝て…んんっ」



おっ、おい…



北「あっんっ、だめ、だってば、ふっ、藤ヶ、あっ、んあっ」



でも結局は━



北「タマ、タマが、起き、うっ、あっあっ」

藤「あいつが邪魔したから俺のは爆発寸前なんだ」

北「あっひっ、んな乱暴に、あぁ、いぃーっ」



ズボッ、ズボッ!



玉「…んーんっ?‥あっ…あはっ‥フッ」



パンパンパン、凄まじい勢いで打ちつけて来る藤ヶ谷の腰に。



北「あっ、ああっ、いっ、イクうぅーっ」

藤「…北‥山‥クッ」



当然のごとく目を覚ましたタマは。



玉「ガヤって激しいね」

藤「くっ、お前なぁ」

玉「わたと、どっこいどっこいだ、んふふっ」



げっ、横尾さんも凄いのか。



藤「そんなの比べるものじゃないだろ」

玉「あはは、じゃまた来るね頑張ってガ・ヤ クスッ」



あちゃー完全に遊ばれてる…



藤「今度じゃましたら許さないからな」



ガハハッ━



藤「ったくよ、チッ」

北「もう1回する?ニコッ」

藤「‥‥っ」



が、そう言うとガバッと襲い掛かって来て。



北「おっ、おい、今度は、もちっと優し、あっ、あぁ」



こうして、俺と藤ヶ谷の夫婦生活は始まり。



北「ふあっ、ああぁ」



また一歩、俺達は前進して行く事となる。



北「藤ヶ谷あぁーっ」



季節は、6の月を迎えようとしていた。

雨の多い…




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