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・二階堂side

あれから郁人や、ごっち、トッツーとハッシーは店の事もあるからと江戸へ戻ってしまい。



高田「坊ちゃんは帰らなくてもいいんですか？」



俺は、もう少しいたくて尾張に残った。

塚ちゃんは…



塚「一刀両断！」

町人「うおぉーっ」

塚「どうだい？この切れ味イノシシの肉もこの通り真っ二つだ」



何故だか城下で包丁の叩き売りをしていてさ、屋良さんと亮太は。



玉「元気でね､ﾆｺｯ」

山「はい、裕太さまも」

玉「うん、ﾌﾌｯ」



隠れ忍びの里へ帰って行き。



「よっ、俊哉！」

「日本一」



パチパチパチ！

宮田一座は、小屋を借り町中で興行を行っている。



ニ「翔も暇そうだな」

高田「よいことです、それだけ周囲が平和だという事ですから」

ニ「なる程、そうなるか」

高田「えぇ」



そして、亀梨くんはというと。



亀「帰るときは言え送ってってやる、ﾆｺｯ」



子作りして来るだなんて、俺の前で堂々と宣言し加賀へ戻ってしまってよ。



高田「やはり妬きもちは焼くんですね、ﾆｯ」



うっせぇや。

が、毎日が穏やかに過ぎ少し退屈になって来たころ。

んっ？あれは。

俺は偶然、町中でミツの姿を見かけたんだ。

それも…



北「んだか、じゃあ身内はもう１人もいねんだ」

雪「はい」



誰なんだろう？あの娘。



雪「ずっと父さんと２人っきりだったもので」

北「亡くなって独りぼっちになってしまったて事か」

雪「‥‥‥」



まさか浮気？なわけ、しっかし可愛い子連れてるなぁどこから拾って来たんだろ？



雪「お礼をさせて下さい」

北「いいってんなこと気にしなくても」

雪「そうはいきません」



なんか、訳ありみたいだ。



雪「助けて頂けなければ私は今頃、ｸｯ」



わっ、泣いちゃったよ。