桜花楼の恋
第3章 つかの間の休息
藤「心配しなくても今日はやめとく身体を休ませた方がいいだろうし」
いや、こいつは始めっから妙に優しかった。
藤「ほら服を着な、このままじゃ飯も頼めないだろ」
いきなり襲って来たわりには…
思わずジーッと、見つめていると。
藤「なに?フッ」
藤ヶ谷は、微笑みながら俺の唇を指でツツーッとなぞり。
チュッ!
北「んっ」
接吻されたとたん、何故だか無意識にその背中へ手を回し抱きついてしまっている自分がいて。
北「…っ‥はっ…カァーッ」
藤「クスッ」
なにやっているんだ俺…
それから、2人黙ったまま着物を羽織い。
藤「誰かいるか」
んだが股の間がスースーして、なんだか落ち着かない。
男「へぇーい、なんでございましょう?」
藤「飯を持って来てくれ」
男「かしこまりました」
男娼はふんどしを履かせて貰えないから、いつでも客に股を開けるようにって理由でよ。
藤「どうかした?」
北「なんでもね」
藤「クスッ」
そんな俺を藤ヶ谷は笑いながら見ていやがってさ、マジこいつ腹が立つわ何が面白いんだっつうの。
藤「すぐ慣れる、フッ」
北「はっ?」
藤「ふんどしを履かないでいることも、ここでの生活も俺に抱かれることも」
北「冗談じゃない慣れるか、んなの」
藤「慣れたくないの間違いだろ?クスッ」
北「‥‥っ」
藤「だが自然とそうなる問題は身体じゃなくて心」
なんでぇ?こいつ宮田みたいなことを言いやがる。
暫くするとメシが運ばれて来て、藤ヶ谷と俺は向き合った状態で食い始め。
北「あのよ、さっきの話しなんだけど」
藤「んっ?」
北「心がどうとか」
藤「ふっ」
北「ぁ…俺は別にお前のこと知りたいだなんて思ってない、ただガラにもないことを言いやがるから気になってしまっただけだ」
ってか、なんでムキになって言い訳しているんだよアホみたい
いや、こいつは始めっから妙に優しかった。
藤「ほら服を着な、このままじゃ飯も頼めないだろ」
いきなり襲って来たわりには…
思わずジーッと、見つめていると。
藤「なに?フッ」
藤ヶ谷は、微笑みながら俺の唇を指でツツーッとなぞり。
チュッ!
北「んっ」
接吻されたとたん、何故だか無意識にその背中へ手を回し抱きついてしまっている自分がいて。
北「…っ‥はっ…カァーッ」
藤「クスッ」
なにやっているんだ俺…
それから、2人黙ったまま着物を羽織い。
藤「誰かいるか」
んだが股の間がスースーして、なんだか落ち着かない。
男「へぇーい、なんでございましょう?」
藤「飯を持って来てくれ」
男「かしこまりました」
男娼はふんどしを履かせて貰えないから、いつでも客に股を開けるようにって理由でよ。
藤「どうかした?」
北「なんでもね」
藤「クスッ」
そんな俺を藤ヶ谷は笑いながら見ていやがってさ、マジこいつ腹が立つわ何が面白いんだっつうの。
藤「すぐ慣れる、フッ」
北「はっ?」
藤「ふんどしを履かないでいることも、ここでの生活も俺に抱かれることも」
北「冗談じゃない慣れるか、んなの」
藤「慣れたくないの間違いだろ?クスッ」
北「‥‥っ」
藤「だが自然とそうなる問題は身体じゃなくて心」
なんでぇ?こいつ宮田みたいなことを言いやがる。
暫くするとメシが運ばれて来て、藤ヶ谷と俺は向き合った状態で食い始め。
北「あのよ、さっきの話しなんだけど」
藤「んっ?」
北「心がどうとか」
藤「ふっ」
北「ぁ…俺は別にお前のこと知りたいだなんて思ってない、ただガラにもないことを言いやがるから気になってしまっただけだ」
ってか、なんでムキになって言い訳しているんだよアホみたい