桜花楼の恋
第3章 つかの間の休息
・北山side
俺は、ただ驚きながら黙って2人の話しを聞いていた。
たったものの数分で、藤ヶ谷は河合の心を掴んでしまったみたいで。
大した会話もしていないのに。
藤「北山、ちょっと外の空気でも吸いに行かない?」
北「どこへ」
藤「中庭とかあるだろ?」
北「まぁ、一応は」
行ったことはないけど。
藤「いくら籠の鳥だからって部屋の中に篭もっているのはよくないし」
が、この後もっとビックリするようなことが起きてしまう。
藤「ほら着いて来いって気分転換にもなるだろうしさ」
半ば、無理矢理に連れ出され向かった先は。
橋「あっ、宏光だ」
北「ハッシー、何やってるんだよお前?んな所で」
橋「洗濯だよ、ニコッ」
藤「偉いじゃん歳いくつ」
橋「10歳、お侍さん宏光のお客さん?」
藤「少し違うな、フッ」
橋「じゃなに?」
藤「イロだ、ニコッ」
北「はっ?」
橋「河合の若旦那と同じってこと?」
藤「それとも違う、フッ」
橋「んっ?」
北「おい藤ヶ谷」
藤「俺はそう思っているんだが北山はまだ認めてくれていないから、クスッ」
橋「そうなの?」
北「勝手なことハッシーに吹き込んでんじゃねぇわ」
藤「別に事実を言っているだけさ、ニッ」
北「なっ」
こいつ、クッ
すると、ハッシーは思いもかけない事を口にする。
橋「かわいそ僕、応援してあげるね ニコッ」
北「はあっ?」
藤「ありがとなハッシー」
橋「うん、ニコッ」
あり得ない何なんだよこれ
俺は、ただ驚きながら黙って2人の話しを聞いていた。
たったものの数分で、藤ヶ谷は河合の心を掴んでしまったみたいで。
大した会話もしていないのに。
藤「北山、ちょっと外の空気でも吸いに行かない?」
北「どこへ」
藤「中庭とかあるだろ?」
北「まぁ、一応は」
行ったことはないけど。
藤「いくら籠の鳥だからって部屋の中に篭もっているのはよくないし」
が、この後もっとビックリするようなことが起きてしまう。
藤「ほら着いて来いって気分転換にもなるだろうしさ」
半ば、無理矢理に連れ出され向かった先は。
橋「あっ、宏光だ」
北「ハッシー、何やってるんだよお前?んな所で」
橋「洗濯だよ、ニコッ」
藤「偉いじゃん歳いくつ」
橋「10歳、お侍さん宏光のお客さん?」
藤「少し違うな、フッ」
橋「じゃなに?」
藤「イロだ、ニコッ」
北「はっ?」
橋「河合の若旦那と同じってこと?」
藤「それとも違う、フッ」
橋「んっ?」
北「おい藤ヶ谷」
藤「俺はそう思っているんだが北山はまだ認めてくれていないから、クスッ」
橋「そうなの?」
北「勝手なことハッシーに吹き込んでんじゃねぇわ」
藤「別に事実を言っているだけさ、ニッ」
北「なっ」
こいつ、クッ
すると、ハッシーは思いもかけない事を口にする。
橋「かわいそ僕、応援してあげるね ニコッ」
北「はあっ?」
藤「ありがとなハッシー」
橋「うん、ニコッ」
あり得ない何なんだよこれ