桜花楼の恋
第4章 馴染んでく身体
男「なんだ貴様は?侍だからって偉そうにしているんじゃねぇ」
藤ヶ谷太輔、北山の手付けの旦那。
男「ここはなぁ町人が遊ぶとこだ世間知らずの坊やはトッとと家へ帰んな」
俺を助けに来てくれたの。
藤「お前、誰にそんな口を叩いている?フッ」
男「へっ?16・7のガキにだよ!クスッ」
藤「ガキとはいえ刀を持つ身、その意味分かって言ってるんだろうな?ニッ」
と、そこへ。
北「藤ヶ谷!」
男「へぇーっ、無礼討ちにするっていうのならやってみ?ところでその刀はどこにある見せてみろ、クスッ」
北山も駆けつけて来て。
男「あるわけねぇよなぁ、ここでは刃物は預けなきゃならない決まりだからよ」
すぐさま、俺の傍へ寄って来る。
北「トッツー」
戸「北山、クッ」
北「大丈夫か?」
しかし…
男「俺のイロに気安く触るんじゃねぇ、ガシッ」
北「‥‥っ」
戸「よせこいつに手を出すな」
男「ん?おまえ新しく入った男娼か」
ヤバい、眼の色が変わった。
男「ふーん可愛いじゃん今度、俺の相手もしろよ、いっぱい気持ちよくさせてやるからさ ニヤッ」
やっぱり…
北「ふっ、冗談じゃねぇわ」
男「なに!」
ダメだ、挑発しちゃ。
北「暴力振るって自分は強い人間だって粋がってるバカな奴なんかこっちから願い下げだ」
男「てめぇ太夫でもない新米のくせに客を選ぶっていうのか!」
ガシッ!
が、とたん振りかざした男の腕を後ろから藤ヶ谷が掴み睨みつけた。
男「くっ、なにしやがるんで若僧」
藤「それはこっちの台詞だ、おまえ今どうしようとした俺の惚れた奴に手を出そうなんて100年早いんだよ!」
男「‥‥っ」
その表情は凄まじく。
千「ガヤさんは宏光のこと本気で惚れているんだ」
こいつ本当に北山のことを…
藤ヶ谷太輔、北山の手付けの旦那。
男「ここはなぁ町人が遊ぶとこだ世間知らずの坊やはトッとと家へ帰んな」
俺を助けに来てくれたの。
藤「お前、誰にそんな口を叩いている?フッ」
男「へっ?16・7のガキにだよ!クスッ」
藤「ガキとはいえ刀を持つ身、その意味分かって言ってるんだろうな?ニッ」
と、そこへ。
北「藤ヶ谷!」
男「へぇーっ、無礼討ちにするっていうのならやってみ?ところでその刀はどこにある見せてみろ、クスッ」
北山も駆けつけて来て。
男「あるわけねぇよなぁ、ここでは刃物は預けなきゃならない決まりだからよ」
すぐさま、俺の傍へ寄って来る。
北「トッツー」
戸「北山、クッ」
北「大丈夫か?」
しかし…
男「俺のイロに気安く触るんじゃねぇ、ガシッ」
北「‥‥っ」
戸「よせこいつに手を出すな」
男「ん?おまえ新しく入った男娼か」
ヤバい、眼の色が変わった。
男「ふーん可愛いじゃん今度、俺の相手もしろよ、いっぱい気持ちよくさせてやるからさ ニヤッ」
やっぱり…
北「ふっ、冗談じゃねぇわ」
男「なに!」
ダメだ、挑発しちゃ。
北「暴力振るって自分は強い人間だって粋がってるバカな奴なんかこっちから願い下げだ」
男「てめぇ太夫でもない新米のくせに客を選ぶっていうのか!」
ガシッ!
が、とたん振りかざした男の腕を後ろから藤ヶ谷が掴み睨みつけた。
男「くっ、なにしやがるんで若僧」
藤「それはこっちの台詞だ、おまえ今どうしようとした俺の惚れた奴に手を出そうなんて100年早いんだよ!」
男「‥‥っ」
その表情は凄まじく。
千「ガヤさんは宏光のこと本気で惚れているんだ」
こいつ本当に北山のことを…