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きみの一閃で目覚めた恋心

第2章 ~告白のメッセージ~

「お兄さん
弟思いの良い兄なんだね」

「はい
だから、兄さんの事は大好きで兄弟仲も良いんです」

お兄さんの事を、嬉しそうに話しているのを見てると、お兄さんが如何に良い人なのか伝わってくる。

「僕もブラコンですが、兄さんはその上をいきますね
そこまで酷くないですけど、結構な心配性なんですよ」

「そうなんだね
お兄さんは、隼君がゲイって事を知ってるの?」

「はい、知ってますよ
それに、兄さんもゲイで彼氏いてます」

「へぇ~、良いね」

隼君のお兄さんもゲイで彼氏いるなら、僕達の交際を認めてくれるかな?

いや、でもブラコンで結構な心配性みたいだし、簡単には認めてくれないかも。

「もうすぐ、着くからね」

「わかりました」

俺と隼君は、このまま家に着くまでお互いの趣味、好きな事や食べ物とかの話を続けた。

◇堂山マンションの前◇

「このマンションの一室に、1人で暮らしてるんだよ」

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