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きみの一閃で目覚めた恋心

第2章 ~告白のメッセージ~

僕が中学3年生で、郁兄さんが高校1年生の時に親同士の再婚で義兄弟になった。

兄さんは、優しくて良い人だけど心配性なとこもある。

「風呂、沸いてるよ」

「兄さん、まだなら久しぶりに一緒に入ろうよ」

「うん、良いよ」

僕と兄さんは、それぞれの部屋へ行って着替えを取りに行って、一緒に風呂に入った。

◇文月家2階・隼の部屋◇

「……さてと…。」

兄さんに、どう説明しようかな…。

「僕に恋人が出来たって報告したら、兄さんかなり心配するだろうな」

兄さんは、僕が少し怪我をしたり熱や風邪で体調不良になったら、涙を流しながら慌てながら心配する。

剣道や人付き合いとか他にも、いろいろあるが全部述べたらキリがない。

まぁ、兄さんの心配性が行き過ぎず、多少な過剰ってだけマシだけどね。

「報告を引き伸ばすわけにもいかないし、今から言いに行くか…。」

自分の部屋を出て、兄さんの部屋へ向かった。

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