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きみの一閃で目覚めた恋心

第2章 ~告白のメッセージ~

「お、お、落ち着いていられるか!
大事な弟に彼氏が出来たんだぞ!
しかも、恋人になった当日に相手の家に行くとか、何考えてるんだ!」

「兄さん、一旦落ち着いてよ!
安心して大丈夫だから!」

「う、うん」

とりあえず、兄さんに落ち着いてもらう事に成功する。

「その人は、梅田喫茶店のスタッフで僕は客の関係だったんだ」

「そうなんだ」

良かった、今の兄さんは落ち着いていた。

「実はお互いに、ずっと気になってて今日の帰り道に話しかけようと、その人の仕事終わりに追いかけたらさ
その人が、チンピラ2組に恐喝されそうになった所を助けたんだよ」

「まぁ、隼ならそんな奴らは瞬殺だっただろうね」

「うん、瞬殺だったよ」

兄さんの言う通り、チンピラ2組は弱くて瞬殺出来た。

「助けたのをきっかけに、その人と話すようになって僕から告白して相手も告白してきたんだ」

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