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きみの一閃で目覚めた恋心

第3章 ~初対面のリザルト~

それから10分くらい経って、隼君が店内に入って来た。

「信長さん!」

「隼君、いらっしゃい!」

俺は、隼君の前に近付く。

「どうも、信長さんの仕事仲間の犬尾大喜です♪」

「同じく、仕事仲間の空上朝陽っす♪」

俺の後ろから、隼君に自己紹介する大喜君と朝陽君。

「よろしくお願いします」

大喜君と朝陽君に、お辞儀をする隼君。

「兄さんが、もう来てるってメールが……あっ、兄さん♪」

俺達3人は、隼君が笑顔で手を振る方向へ振り向く。

「ッ…!?」

「……。」

郁さんが、怒りのオーラを発しながら俺を見て凄んでいた。

「え、えっ、隼君のお兄さんって…。」

「はい
あそこで凄んでるのが、僕の兄で郁兄さんです」

俺に言ったあと、隼君も7番テーブルの席へ座った。

「郁さん、激おこだね」

「お、おう…。」

「俺、お冷を持って行きます」

お冷を取りに行って、朝陽君は隼君に渡す。

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