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きみの一閃で目覚めた恋心

第3章 ~初対面のリザルト~

朝陽君が、7番テーブルを離れて少し時間が経った。

その間、チラッと様子を見てたけど、明らかに不機嫌モードの郁さんを隼君が宥めていた。

すると、隼君と目が合う。

「信長さん、オーダーお願いします!」

隼君に呼ばれ、気まずいながらもオーダーを取りに向かう。

「あ、あの…。」

「……。」

郁さんに話しかけると、不機嫌な表情のまま俺を見る郁さん。

「隼君と、お付き合いさせて頂いて貰ってます…。」

「……。」

無言のまま、キッと睨まれてしまった。

「ッ…!」

「もう、兄さんったら
信長さん、すみません」

「ううん、大丈夫…。」

凄く、気まずい空気…。

「あの、僕はラーメンと焼き飯セットで」

「……。」

郁さんの方を見ると、郁さんは壁の方へそっぽ向いてしまった。

うぅぅ、この居づらい状況が気まずい…。

「兄さん、ほら早く注文しないと」

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