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「ちょっとだけ年の離れた、水泳の講師をしてる従兄弟の兄ちゃんが１回作ってくれて
美味しかったから、その従兄弟の兄ちゃんにレシピを聞いて家で自分でも作るようになったんです」

「そうなんだ
まぁ、美味しかったよ」

「ありがとうございます」

良かった、思ったより好感触で。

ソース焼きそばを食べ終わり、郁さんは次に牛乳コンソメスープが入った茶碗を前に持ってきた。

「次は、牛乳コンソメスープ
具材は、白菜をメインに玉葱と舞茸
見た目と匂いは合格か」

スプーンで、白菜と玉葱と舞茸をスープごとすくい、口に入れて食べて飲み込む。

「ん…ッ！？
お、美味しい…！」

よっしゃ！

「最初は、牛乳にコンソメって聞いた時
少し不安だったけど、これはいける…。」

茶碗を持ちながら、次々に具材とスープを食する郁さん。

「牛乳が苦手な人にも、ちょうど良いと思う」

これも、思ってたより好感触みたいだ。