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きみの一閃で目覚めた恋心

第3章 ~初対面のリザルト~

「へぇ~!」

俺の説明を、興味津々で聞いている郁さん。

「さらに、白菜の原産地は中国で
中国では大根、豆腐の2つとともに『養生三宝』と言われるほど薬膳、精進料理で重宝されている野菜なんですよ」

-大喜視点-

「信長さん、めちゃくちゃ詳しいっすね」

「うん、凄いね」

店内の客が捌けてきて、俺と朝陽は2人の先輩スタッフ達とまた交代して、ホールの仕事をしながら信長さんの説明を聞いていた。

「ていうか、この小説って確かBLの作品でしたよね?
いつから、料理メインみたいな作品になったんですか?
作者の趣旨、変わってません?」

「おい、唐突なメタ発言はやめろ!Σ(゚д゚lll)」

俺達は、それぞれテーブルの上を拭く。

そのまま、食器などを持ちながら厨房前へ向かった。

-信長視点-

「凄いなぁ~!」

「次に、玉葱ですが」

次は、玉葱の番だ。

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