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きみの一閃で目覚めた恋心

第3章 ~初対面のリザルト~

「……弟との…隼との交際を認めるよ」

「ッ!?
ほ、本当ですか!?」

郁さんの言葉に驚きながら、俺は確認する。

「本当だよ
きみが作った料理を食べて、料理に対する信念と食べてもらう側への考えと気持ち、何より隼に対する想いが伝わった」

「郁さん…。」

「それに、店長さんや大喜君達にこんだけ思ってもらえてる人に、弟との交際を認めないとこっちが悪者みたいになるしね(笑)」

郁さんは、笑いながら俺に手を差し出す。

「弟を…隼の事をよろしくお願いします…義理の弟君」

「ッ……あ、ありがとうございます!
お義兄さん!」

俺も、隼さんの手を握って握手を交わしながら、感謝の言葉を言った。

「兄さん、ありがとう!」

隼君は、嬉しそうにしながら俺と郁さんを見ている。

「信長さん、おめでとう!」

「信長さん、おめでとうっす!」

「信長、良かったな!」

「信長、おめでとう!」

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