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きみの一閃で目覚めた恋心

第1章 ~一閃のプロローグ~

◇梅田喫茶店・男性更衣室◇

「大喜君、朝陽君
先に失礼するね」

男性更衣室に戻り、着替え終わって2人に挨拶する。

「信長さん、お疲れ様」

「お疲れ様、またね~」

「2人共、お疲れ様」

まだ着替えてる大喜君と朝陽君より先に、男性更衣室を出て他のスタッフ達にも挨拶をして喫茶店を出た。

◇道中◇

「ふぅ、今日も疲れたぁ…。」

少しして、お腹の音が鳴る。

「お腹空いた…。」

どっかで、食ってから帰ろうかな…?

「うーん…。」

どこで食べよう…。

今の時間帯でも、大体の店は空いてるからどの店にするか迷う。

「おい、そこの兄ちゃん」

「え?」

晩飯をどうするか悩んでいると、後ろから声をかけられて振り向く。

金髪にピアスと目つきの悪い……如何にも、ガラの悪いチンピラ2人組がニヤニヤしながら、俺の方を見ている。

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