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きみの一閃で目覚めた恋心

第5章 ~正月のエピローグ~

◇梅田神社◇

「人いっぱいだな」

「ですね」

昼飯後、8人で梅田神社に来て俺と隼君は人の多さに少し驚く。

「見ろ、人がゴ―――――」

「小太郎さん!」

「先生、人が大量に多いこの場所で
ム○カの、その台詞は言ったらダメですよ!」

「ちぇ~」

某ジ○リの作品の有名キャラの、名台詞を言おうとした小太郎さん。

しかし、大喜君と郁さんが慌てて止める。

「こういう場所で、ひったくりとかスリとか起きなければ良いけどね」

「そうだね」

緋絽さんと朝陽君は、周囲を見ながらそんな会話をしていた。

「まぁ、仮にそういう輩が現れたとしても
俺のこの手が、真っ赤に燃えるから大丈夫だ」

「勝利を掴めと轟き叫ぶの?」

へぇ、緋絽さんと朝陽君ってGガ○ダム知ってるのか。

俺達は、真っ直ぐ進んで賽銭箱に5円玉を入れて、鐘を鳴らして目を閉じて願い事をする。

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