ココロノソラ
第35章 恋は忘れられない香りばかり
「かず。」
「ん……」
そんな慌てなくても逃げないよ?
「ね、どうしたの。貴方らしくないよ」
「欲求不満…ってやつかな。」
「今回はお父様たちが海外出張行くまでに時間がかかったもんね。」
「1週間もお預けだよ?早くヤりたい。」
「それは俺も一緒。」
すでに乱れているバスローブから美しい腹筋が見えている。
「雅紀さま。今宵はどう致しましょう。」
「ふふっ、まずはかずに脱いでもらわなきゃね。」
「うん…。」
暑苦しいタキシードとはおさらばだ。
ゆっくりシャツを脱ぎ、露わになっていく。
「まーくん…ココいい…?」
「どーぞ。味わって?」
股の間に座りそっとモノに手を添え、ゆっくり口付け。
「あっ……っ…」
先端から溢れる液体。少しも無駄にしないように
何度も。何度も。
「俺の口の中で1回イってよ…」
そう言うとにやっと不気味な笑顔を見せ
同時に俺もスピードを上げる。
「あああっ、いい…イく…」
「んんっ…」
まっずいのを飲み込むのはもう慣れたもんだ。
貴方のそのえっろい顔も見たいからね。