ココロノソラ
第36章 Black 上司。 2
大野さんはただただ快感を覚えたいだけ。
「あっ…っ!…んんっ…」
目線を落とすとなんて言うか甘い顔で乱れている。
こういうのって俺が犯されるんだろうけど
挿れてと言われたら従うしかない。
ずっとそう。
「やっ…今日…はナカっ…」
お腹壊すっていうのにお構い無し。
欲しいならあげますよ。
もう分かってますから。
ちょっとストレス溜めたりご無沙汰になると
中出しコース。
気分によって変わっていくことも。
ちゃんとお互いイったら眠りにつく。
そして
”おはよう”
”おはようございます”
と目を覚ます。
流れはそんなもんだ。
「 潤。今日はね違うよ」
顔を赤らめだからにやっと笑いながらこちらを見てる。
「何が違うんですか?」
「潤にご褒美あげる。」
ご褒美…?
決して本当のご褒美ではないとは思うけど…
その瞬間
物凄い力が身体にかかり上と下が逆になった。
大野さんの顔が目の前にある。
何か懐かしいな。痛いぐらいに押し付けられて
キスマを付けられたあの日みたいだ。
そんな感じで嬉しそうだった。
違う点をあげるなら今は唇が首筋に触れていたところがきちんと口に触れているところだ。