ココロノソラ
第5章 証。
「ねぇ、智くん...」
「うん?」
「何で俺なんかと付き合ってくれてるの?
他にいい子なんてたくさん...」
「翔がいいって言ったでしょ?
俺なんか なんて言わないで。
俺が好きなのは翔だけ。」
「うん...ありがとう...」
やっぱりモヤモヤが...
「何?信じられない?(笑)」
「そうじゃないけど…」
「大丈夫、素直に思ってること言ってもいいんだよ?」
「あのね...その...言葉だけじゃなくて
態度で証明して欲しい...」
「キスとかセックスとか?」
「っ......//// えっと...」
テンパっている間に家に着いてしまった。
「俺んちこない?今日は親帰ってこないから...」
「うん、行く...」
どうもこのまま家に帰るのは躊躇してしまったので提案に乗っかることにした。