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私と飼い主のはなし

第3章 初めてのおつかい

「いらっしゃいませー」

飛び込むようにドラッグストアに入るとびしょびしょになったスカートを絞って、鞄からハンカチを取り出して肌を拭った。
これは雨がやむまで待つしかない。
ため息をついたとき視線を感じた。

「おい、見ろよあの子…」
「ん…まじか!ラッキー!綺麗なピンク色♪」


「…?」

なにやら私の方をみて話している男の人たちが向こうにいた。それと同時に、私とすれ違った男の人も驚いた顔で私の方をみている。

何かついてる?

不安になって鏡の方へ行って自分の姿を見ると、声を失った。


「…っ!?やだ、なにこれっ」


雨に濡れてセーラー服はぴったりと肌に張り付いてくっきりと乳首の色まで透けていた。
もしかして、こんな姿を男の人たちに見られていた…??

「ありえない…こんな姿…」

薄ピンク色の乳首は形までしっかりと透けていて、隠し様もない。
きっと、下着を付けてないやらしい子だって思ってるにちがいない…
こんな姿、恥ずかしい…恥ずかしいのに…


(身体が、熱い…私、興奮してるの?)

窓のそばでオナニーをした時と同じ感覚。
身体が熱い…徐々に乳首はぴんっと突き出してあそこがじんじんと熱くなって来た。


やっぱり…私、おかしいんだ。
こんな姿なのに、見られたくないはずなのに
もっともっと私をみてほしい。
いやらしい目で見て、頭の中で私をめちゃくちゃに犯してほしい…

私の中のスイッチがはいってしまった。

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