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緑×黄色=!?

第3章 深夜の訪問者

はぁはぁと荒い息を吐きながら倒れ込む

「…何してんの?勝手にイくなって言ったよね?」

軽い体をぺいっと横に放り投げる

「あっ…」

敏感な体にはそれさえも刺激になる

真っ白な体をピンク色に染めてビクビクと震えるニノちゃん

壮絶に色っぽいけど…

「…おしまいだよ?俺は寝るからね。おやすみ」

布団に潜り直し背を向ける

「あ…ごめんなさい…ごめ…ひっく…ぅぅ…まぁくん…勝手にイッてごめんなさい…」

背中越しに感じる丸まって泣く姿

あぁ…どうしようもなく愛おしい

「まぁくん…まぁくん…」

そっと手を伸ばしてくる

「お願い…こっち向いて…えっち…してくれなくていいからぁ…ひっく…おねがぁい…」

ぐずぐず泣きながら向いて欲しいと願うなんて…

胸の奥がぎゅっと掴まれる

「にの…まぁくんに抱っこされたい?」

「されたぃ…かず…まぁくんに抱っこ…ふぅ…ぅぅ…抱っこされたいのぉ…」

きっと可愛らしい顔を涙でぐしょぐしょにして泣いてる

手は震えてるかな?

もっと求めて…

俺に抱かれたいって

俺でいっぱいになりたいって

「まぁくんに甘やかされたい?」

「うん…甘やかされたい…」

「じゃあまぁくんに何されても我慢できる?」

「できるぅ…するの…まぁくん…かずのこと見て…」

ギシッと音を立て振り返る

そこには想像通りのニノちゃんがいた

「可愛い…」

布団越しに抱きしめた体は少し冷えてしまっていて可哀想

だけどすぐにあったかくしてあげる

溶けるほど熱く

「…ニノちゃんそのぐしょぐしょにしちゃったパンツ脱いで?」

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