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オカズファンダジー

第5章 おっぱい見ちゃった

美子さんも慶子さんも幸せそうな愛に満ちた顔で自分のお腹をさすった。まるでお腹の中に赤ちゃんがいる母親のような顔だった。

「○○ちゃん、童貞だったのに一気にふたりもの女性と赤ちゃん作っちゃったね」

「まるで昔のお殿様みたいね」

と美子さんと慶子さんがからかってくる。ボクのお殿様はキレイだけど立派で超キモチがいい暴れん棒将軍だとも言われた。

「本当に赤ちゃんデキたのかな?」

「デキたと思うよ。ううん、デキてほしいな」

「どちらか一人でもデキてたら、女同士のカップルでも子供を持てるって夢みたいなことが叶っちゃうね」

ふたりともとっても母性に溢れた優しくい顔をしていた。

またセックスしたくなったら来てねと言ってくれたが、ボクがそれからふたりに会うことはなかった。

本当に赤ちゃんがデキたかも知れないし、もしかしたらふたりともデキたかも知れない。

それを見届けたかったが、知るのが恐かったのだ。

ふたりは自分たちの子供として育てるって言うけど、自分が父親なんだから平気でいられる自信はない。でも中学生のボクに責任を取れるワケもない。

だから美子さんと慶子さんの家の方には行かなかったし、遠ざかってしまった。

美子さんと慶子さんは願いが叶って子供と3人(或いは4人)で幸せに暮らしたのかなと期待も込めて今でもふたりのことをオカズにしてしまう。

あの日、ボクは最高の女性たちと最高のセックスをして童貞を卒業した・・

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