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オカズファンダジー

第7章 子供会の遠足の写真

「見たくもないからやめてもらいたいよね」
「ね~っ、汚い」

とふたりとはハモって微笑み合った。

「やっぱり汚いよね、見たくもないよね」とボクはまた落ち込んだ。

「○○兄ちゃんのは見たいよ」

「好きな人のじゃなきゃ見たくもないんだよ」

まなちゃんとさなちゃんは顔を見合わせて笑った。

なるほど、女のコというものは裸を見たいと裸を見せたいがイコールなんだとボクは思った。
男というものは手当たり次第裸を見たいからエッチな本まで存在してるとボクはまた男はどうしようもないと思った。

裸は見せたくないな、あんなおかしなことになってるおちんちんを見たら嫌われちゃう~💦と思ってた分だけだいぶ真面目だった(笑)

大人になったら裸を見たいのも見せたいのも手当たり次第だから本当に男はどうしようもない(笑)

「○○兄ちゃんは女のコの大切なところを見るの初めて?」と訊いてきた。

「妹のは見たかな」とボクは咄嗟に嘘をついた。

実は小1の時に小3の女のコにおしっこするところを見せてもらって自分も感極まっておちんちんを見せたんだけど、そんなことを言ったらふたりが傷つくと思って嘘をついた。

それにしても、妹がお風呂を出てワレメちゃん丸見えでウロウロしてても全く興奮することはなかった。あまり興味もない。あの女のコにおしっこ見せてもらったり、隣の女子の脱ぎたてのパンツではあんなに興奮したのに母親も妹もそういう目で見たことは一度もない。

小学生ながらに家族の裸には何の興味も沸かないなんて不思議だなと思った。
たまにこれが欠陥な家族もいるが、これが神が与えた近親相姦防止プログラムだと知るのはもっとずっと先。

「そっか、妹の裸は全部見たんだ」

まなちゃんとさなちゃんは妹にやきもちを妬いた。

ボクは妹のことを女として見たことは一度もないと言った。ふたりが本当かなというカンジだったのでボクはお父さんを男として見たことあるか訊いてみた。

答えは当然にない。
ボクが人間は家族には男とか女とかカンジないようになっていると説明してあげたらふたりはスゴく納得してくれた。説明上手いよねボク(笑)

こうしてボクはふたりと一緒にお風呂に入ることになった。

裸を見せるのはやっぱり恥ずかしいからみんなで一枚ずつ脱ぐことにした。

当然ながらまだブラジャーとかはないので着ている枚数は同じだ。



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