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ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★




重ねた唇を少し離して、その潤の赤い唇を
ペロリと舌先でなぞるように舐めた。


潤が


「……うぅんっ」



と寝返りを打つ。



N「クスッ……潤、ただいま」



小さな声で囁いた。


その声で起きた、潤の開いた目と目が合った。



J「んっ……和?」


N「大丈夫?頭痛治った?」



潤が頭に手をやりながら



J「あ……お帰り。うん……」



寝起きで、ちょっとボーッとしてる感じで言った。



N「……そっ?良かった」


J「……今帰ってきたの?」


N「うん、そだよ?ずっと寝てたね?
 その様子じゃ」


J「……和、オレのクラス行った?」


N「あ?なんで?」


J「…………」


N「先生には休みって伝えてって、誰か分かんない
 けど、頼んだけど?」



J「…そか。……翔君には会ってないよね?」




N「……ショウクン?まだ気になんの?」



J「……」



N「昨日、関わんな。って、あれだけ
 教えたのに?」



J「……」



N「ほら?ここにさ……ね?覚えてないの?
 寝ちゃったら、忘れちゃった?フフッ」



潤の首筋に人差し指を当てて、撫でた。

 
昨日、オレが残した跡がくっきりと見える。


潤がビクッと反応する姿にオレは、ゾクッとした。



J「和……翔君の事は……本当に……」




N「なに?」




潤の言葉を最後まで聞かず遮った。



N「まだ分かんない?……昨日の続き、しよっか?」



冷たい視線と声で潤に、ニッコリ顔だけは
笑みを浮かべて……



J「和……オレ。和の言う通りにするから……」



N「ん。当たり前でしょ?約束、したもんね?」



J「……」



N「裏切ったら……ね?フフッ」




J「……」

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