ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
N「……オレはね?潤の事……人形なんて
思った事ないよ?昨日言ってたでしょ?
オレは、本当にお前しか愛せないんだよ?
……お前は、違うの?」
潤の首に両腕を回す。
その、綺麗な潤の瞳にはオレしか写っていない。
J「オレも……和大好きだよ……」
N「んふふっ……ありがと♡」
J「オレ達……でも、いつか……」
N「いつか、何?」
オレから視線を外して、戸惑うようなその
瞳をもう一度捕らえる。
J「神様から罰を受けそうだね……」
………………。
N「オレは、それでもいいよ?」
J「…………」
N「だって、潤が居れば他は何にもいらないし」
J「怖くないの?……和……」
N「全~然」
J「……オレ、怖いんだ」
N「怖い?」
J「うん……いつか、誰かにオレ達の事気付かれた
らって思ったら……」
N「……翔にって事?」
J「違う!翔君だけじゃない。母さんとか……
誰か他人も……」
N「バレないよ?上手くやれる自信あるし」
J「和は……友達にバレてもいいの?」
N「友達?そんなもんいないよ?」
J「は?」
N「オレ、友達なんかいない。一緒につるんでる
奴らはいるけど、別に特別な仲じゃねぇし」
J「和……」
N「ん?だから、オレは潤だけって言ってる
じゃん。いつも。ねっ?フフッ」
潤を見つめながら、その唇に軽くチュッとして
まだ、パジャマ姿の潤の、その身体に
抱き着いた。
……これ、これ。
これよ。
潤の首筋から甘い香りがするのが好き。
潤の暖かいガッチリした身体が大好き。
全部、オレの。
潤には誰も触らせない。