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ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★



自分の机の前の椅子に腰掛けて
スマホの画面を開く。


翔【和何してる?ゲーム?オレ土曜日
 本当に今から楽しみだわ】



……だってさ。



本当にオレの事、惚れちゃったんですね。



なんか、ゲームとはいえ……



この内容はさ。


まるで。
 

付き合い立てのカップルだよな。



……あっ、付き合い始めたのか。
いけね。
設定忘れちゃいそうになった。



んじゃ、ゲーム進めていかなきゃねぇ




【どこ行きますか?】



返信した。

と、同時に既読になる。


早ッ!


あいつ、画面開きっぱなしなのか?


その後も、3秒くらいのスピードで
打ち返してきやがった。


マジか……


ちょっと怖ぇ



翔【和の好きな所でいいよ】



……ふぅん



オレに決めさせたい訳ね?



チラリと何気に潤に目をやると
こっちを見ていた潤と目が合った。


逸らさない潤に、オレはこっちから
ニッコリ笑いかけてやった。


J「……ライン、珍しいね?」



……おっ?



気になってます?



フフフッ



N「まぁね」


しれっと答えるオレに


潤は何にも言わず無表情で部屋を出ていった。


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