ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
S「今日のデートはオレにお任せしてもらえる?」
そのスマイル……ちょっと眩しい。
じゃなくて……はっ?
なんて?
N「はっ?」
S「だからぁ、オレこの二日間で今日の計画
しっかり立ててきたから!」
親指立てて、ウィンクまでしてる翔に。
……昭和の匂いがすんな。
なんて心の声が洩れそうだったが。
N「……へぇ。そう」
それしか返せねぇ。
こいつの事、まだ全然知らねぇから
とりあえず乗っかるしかねぇし。
……ってか、なんかまだ向こう側に例の
高級車、待機してっけど?
どうすんのよ?
オレが翔を、通り越して見ていた目線の先に
気付いた翔が。
S「とりあえず、車で移動しね?」
って……
あの、お抱え運転手みてぇな奴何なの?
あれで今日どっか連れ回されんのかよ?
……ってかさ。
お前。
どこのお坊ちゃま君なんだよ?